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7インチ盤専門店雑記748「エリック・クラプトンの7インチ・シングル」

先週あたり、私はあまりエリック・クラプトンを聴かないということを2・3回続けて発信してしまったがために、常連さんたちから「好きではなかったのか!」と驚かれたり、「ジンジャーでクラプトンはかからないわけだ」と驚かれたり…、何だか皆さん驚いていらっしゃるんですよ。もうここ数年ロクに聴いてないですよ。でもエリック・クラプトン関連の盤がないと誤解されても上手くないと言われ、ちょいと書いておきます。

コロナ禍の最中の発言もそうですし、どうもエリック・クラプトンという人物の人間性はイマイチだなという思いが強く、ライヴ等は繰り返し観てきましたし、レコードも買い続けておりましたが、人間は好きではありません。…差別発言もありますしね。だいいち「いとしのレイラ」という曲を通して、世界中のファンが女性関係に関してもしょうがない人間であることを知っているはずですよね。…まあロッカーはそういう部分はだらしないものだと言って許せるならいいのですが、皆が皆そうではないですよね。

自分の場合、他にも聴きたい音楽がいっぱいある上に、ヤードバーズの3人のギタリストならペイジ⇒ベック⇒クラプトンという序列は昔からハッキリ決まっております。ダントツでペイジ好きです。

そんなわけで、ではエリック・クラプトンの7インチ・シングルはどうなのかというと、まあそこそこ集めております。世界中にファンがいる人気アーティストですし、活動期間も長いので、コレクターズ・アイテムも面白いものがいろいろあります。そして、よく売れます。まあお好きな曲は7インチ・シングルで持っていたいですよねと、しっかり売り込んでおります。ホント、よく売れるんです。…「レイラ」と「アイ・ショット・ザ・シェリフ」の2曲は特に売れますね。

自分だって、少しは好きな曲がありますし、そういったものは時々イベントでもかけますから、一応状態のいい盤を一通り持ってはおります。スティーヴ・ウィンウッドは大好きなので、ブラインド・フェイスの2枚は状態も非常によく、特別高いお値段になっております。

一方クリームはさほどでもないので、結構叩き売りに近いお値段だったりします。

70年代から80年代のヒット曲はいろいろありますが、レア盤等はありません。無理にお高く仕入れることはしませんから、拘りがないというその一事で済ませております。でも長年のレコ屋巡りの経験からして、エリック・クラプトンはLPで聴くものという方が多いのか、7インチ・シングルはあまり流通してませんよねぇ…。意外に見かけないのではありませんか?

ヘッダー写真は70年代の人気曲でしょうが、この辺のヒット曲/人気曲でもそんなには流通してませんよねぇ…。もう少し枚数が出回っていれば、盤質のいいものも手に入れ易いと思いますが、意外なほど玉数は少ないので、場合によっては相当のお値段ということになります。レコード・コレクターズ誌の取材の時でも、かなり喜んで写真を撮っていらっしゃいましたから、やはりレアなんだなという確証を持っているんですけどねぇ。…誰か買い占めただけですかね?





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