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7インチ盤専門店雑記243「70年代のホール&オーツ」
ホール&オーツといえば、いまだに人気が衰えない80年代のポップ・アイコンですが、70年代は70年代で独特の立ち位置で人気だったりします。微妙な物言いですが、当然ながら7インチ盤専門店的な見方です。7インチ・シングルの話に限定すると、70年代の盤はお宝ですが、80年代はお安く流通してますからね。売れ過ぎましたかね。
先日、ラジオのOAをよく一緒に聴いてくださる常連さんが、「明後日ライヴやるんですよ」ということで、どんな選曲かが話題になりましてね。エースの「ハウ・ロング」などと一緒にホール&オーツの「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント」を演るんですと。何と羨ましい!!少し上の世代のバンドのお手伝いだとか…。やっぱり、というやつですね。
そこでお宝7インチを売りボックスから出してきて聴いたりしましたが、まあ音がいいことに驚かれたようでした。ヘッダー写真の3タイトル、いずれも76年の大名盤「ビッガー・ザン・ボース・オブ・アス」収録曲ですが、この辺もそれなりにお宝です。「リッチ・ガール」はナンバーワン・ヒットですから、玉数もありますが、80年代の曲群と比べればやはりお宝の部類です。残る2曲は下手すると5ケタですね。盤質等状態にもよりますが、ウルトラ・レアですね。
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実は少し前に ↑ 「追憶のメロディ She's Gone」をセット・オークションの中に見つけましてね。要は写真ではよく分からない状態で80年代の盤にまぎれていたようなものです。明らかにスリーヴはボロボロです。ところがスリーヴからは想像がつかないほど盤質はよかったんです。見りゃ分かっていただけると思いますが、見本盤です。局使用ですかね…。
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スリーヴの状態がもう少しよければ、ゆうに2万超えでしょうかね。…見本盤ということで、いってこいと考えても、ン万円ですかね…。
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ちなみに「イッツ・ア・ラーフ」も同じセットに含まれておりました。こちらは状態もニアミントでしたから、やはり相当なお宝ですね。本音では内緒にしておきたいものですが、商売でもありますからね。また一部はご覧の通り予備もあるわけですから、そっと売りボックスに入れとくかといったところです。まあ欲しい方が見つければ、値札も見ずに即買いでしょうかね。