7インチ盤専門店雑記125「邦楽7インチ盤の収穫」
2022年に入手したレコードを紹介する番組企画があって、ここのところ選盤しているのですが、昨年と比べて邦楽は全然仕入れてないので諦めておりました。ところが夏頃から、Record Store Dayとは別に11月3日を「レコードの日」として限定リリースがあるという告知を目にするようになり、「国内盤は高くて手が出ない」と思いつつ、一応チェックしてみたところ、以前からアナログレコードで聴いてみたいなという曲がありましたよ。せっかくですから、溜まっていたポイントを使って予約してみました。そして届きました。
元々邦楽を聴く割合は5%にも満たないと思いますが、特にアルバムは滅多に買いません。やはりお値段が高いと感じてしまいます。CDの時代には結構買ったんですけどね。アナログレコードが復活してきてからは、何だかカネの匂いしかしないレコードばかりで手が出ません。
7インチ盤に関しては、昔から冷たくあしらわれていたようなところがあり、復活後もプレス枚数は恐ろしく少ないと思います。それがここにきて、少しずつ欲しいものが出始めたというところです。結局1990年代以降、奥田民生さんやサザンオールスターズなどの特定のアーティスト以外は7インチ・シングルはリリースしてませんからねぇ。UAさんとか、12インチ・シングルは時々ありましたけどねぇ…。自分が少しは邦楽を聴いたのは90年代ですから、アナログで聴こうという気になったことがないんです。
番組でかけるかどうかはわかりません。まだ決めあぐねています。昨年は尾崎亜美さんの「瞑想」をかけたのですが、あの7インチシングルは嬉しい収穫でしたからねぇ。加えて、あの番組で無理して邦楽をかけてもウケないでしょうしね。増してや、サブカル近現代史のネタとしての昭和歌謡や小唄みたいなものは無理でしょうからねぇ…。どうしましょうかね…。
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