清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : HK
HKというシンガーをご存知でしょうか?Kaddour Hadadi という名前らしいですけど、KHではなくHK。フランスを拠点としている現代ジプシー音楽をやる人たちがおりまして、このHKを中心に活動しているようです。詳しいことは分かりません。Webでは極限られた情報しか出てきません。
パリ北駅とか東駅とかで撮影した動画に関して、「マスクもしないで…」などという中傷めいた記述しか見つけられず、「あれあれ、相変わらずジプシーとかって差別対象になっているのかな?」みたいな印象を持ちながら、いろいろ調べてみています。YouTubeにはそこそこ動画が載っておりまして、たまたまそれを目にしたことから、ここのところずっとこの連中の音楽にハマっているんです。
アナログ・レコードをウリにしているカフェめし屋をやっていて、全曲アナログ・レコードでお届けするラジオ番組のパーソナリティなんぞやっていますと、こういった部分が抜け落ちてしまいそうですが、時間に余裕があると、少しはYouTubeで検索しまくって遊んだりもしますから、凝り固まることはないようです。YouTubeも「Brownswood」と検索すれば、Basement SessionやらWorldwide FMやらの目新しい音源がごそごそ出てきます。とりあえず、コレ、一番のおススメです。ちょっと前までは「Boilers Room」というキーワードもよく叩いておりました。こちらは最近、あまり惹かれるものが引っかかりません。でも時々検索する価値はあると思います。
自分の場合、カフェという実空間があって、ここを使っていろいろアウトプットもできますし、ラジオ番組もあります。noteでも放っておけば叱られるほど発信してしまいますので、アウトプットは問題なかろうと思います。それとバランスよくインプットができればいいのですが、忙しさにかまけて疎かになることが多くていけません。ただ一定の年齢になると、そこは要領よく効率的に情報収集もできますし、アンテナの張り具合では必要な情報の方からやってきてくれます。
世情に疎くなるのはいやで、Newsサイトなどは結構眺めていますけど、どうもNewsPicksとかのコメントが最近アカンです。コロナ前はもう少し面白く読めるものが多かったように思いますが、最近はなんか薄っぺらいコメントが多くていけません。意識高い系の人がビジネスパーソン向けにちょちょっと整理した知識でコメントしているだけとしか思えず、掘り下げる気にならないものばかりです。コメントが短絡的というか一方向からの意見が多くなったなぁと感じています。「もう少しメタ認知能力を高めてコメントせいや」と、時々、…頻繁にイラっとさせられています。
まあ何が言いたいかというと、インプットは大事ということ、週末に久々時間がとれたので、多めに眠って生活ペースが乱れたものの、そのままインプットしまくったら、世の中の様子が少し変わってしまったように感じられたということ、コロナでリモート的な働き方をしている知識人的な人たちが、他人との接触が減った分客観性の低い意見を発してしまっているのではないかと感じたということ、コロナ云々は抜きにしても世界は動いているということ、昔ながらの暮らしぶりの現代ジプシー的な人たちの様子を見ても、世界の今が感じられるということ、Web上の情報は早いけど相変わらず正確さはイマイチなのでは、バイアスかかっているのではと疑ってみるべきなのねということ、紙の本はいいなということ、…といったあたりですかね。
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