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7インチ盤専門店雑記387「アトランタ・リズム・セクションのアルバムは…」

昨日、アトランタ・リズム・セクションの7インチに関して「初期のものは手に入らない」という嘆きを書いたところ、「じゃあ初期は聴いてないのか?」と某常連さんに言われまして、そんなことはないので今日はアトランタ・リズム・セクションのアルバムについて書いておきます。実はもの凄く好きなバンドなので、アルバムは全て入手済み、可能な限り予備まで持っております。それでも状態のいいUS盤と国内盤が揃っているかというとそうでもないわけで、そのレベルでの「手に入らない」なんですけどね…。

恐ろしくレアな1972年のデビュー・アルバム(210位)、国内盤(左)とUS盤(右)状態のいいものは70年代でも見つけられませんでした
1973年のセカンド「Back Up Against The Wall」(ランクインならず)
1974年のサード「Third Annual Pipe Dream」(74位)
1975年の4th「Dog Days」(113位)
1976年の5th「Red Tape」(146位)

大ヒットを飛ばして以降は状態のいい盤が手にはいりましたが、初期は売れてない分、入手困難だったりします。デビュー・アルバムのUS盤はさすがにレアで、状態のいいものは無いだろうなと諦めております。2枚目、3枚目、5枚目は比較的状態のいいものが手にはいりましたが、この辺も恐ろしくレアではあります。問題は4枚目で、これが最も苦労して手にいれた盤です。…状態は悪いです。

シングル・リリースを始めたのはサード・アルバムからでして、Studio Oneがある地名の「Doraville」という曲がビルボード35位という中ヒットとなりますが、その後はまあまあの評価が続き、1977年に突然「So In To You」が7位の大ヒットとなります。「Angel」や「Georgia Rhythm」といったシングル曲は大好きなんですけどねぇ、もっと売れてもよかったと思うんですけどね。

アメリカに行けば、それなりに知名度もありますから、おそらく初期のアルバムも手に入るとは思います。アメリカと日本では流通量が違うでしょうからね…。一度でもいいからレコードの買い付け旅行に行くべきだったのかもしれません。日本国内でどんなに頑張っても、売れてない盤は簡単にお目にかかれるものではありません。しかも某レコード・ショップでは100円ボックスに入っていたりするので、困りものなんです。…いいバンドなんですけどね。

予備もありますので、お望みであればお譲りしますけどね…。

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