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清澄白河カフェのキッチンから見る風景 : 20周年/10周年

東陽町にあるダウンタウンレコードが本日で20周年ということです。凄いですねぇ…、もう20年ですか。東陽町に勤務していた頃は時々寄らせていただきましたし、もう要らないなと思ったものを何度か買い取っていただいたこともあります。

忘れられないのは、ミキシング・エンジニアの業界誌Sound A&Tに文章を書けというオーダーが舞い込んだ時に、自分の写真が必要になったのですが、ダウンタウンレコードでレコ堀り中の姿を撮影させていただいたんです。なんとか様になる写真がとれまして、有り難かったですねぇ…。

また地元の文化センターで開催された「レコードの魅力」という講座で講師を務めさせていただいたとき、そのうちの一回で対談の相方としてオーナー土田氏にご登壇いただいたこともありました。80年代の映像を多く紹介する内容だったのですが、土田氏の話が面白くて一本取られましたね。

先日、土田氏がひょっこり現れまして、ヘッダー写真の記念イベントのチラシを置いて行かれたのですが、レコードをご覧になり、食事までしていただき、お会計という段で土田氏に気がつくということをやらかしてしまいました。…悲しいかな、実際それくらい、もう目が見えていないわけですが、さてこちらはいつまで続けますやら。そろそろ気力・体力的に限界が来たなという実感もあり、今のまま続けるのは無理そうですから、何か対策を打たないといけません。営業時間や営業日を減らすか…、どうしますかね。

本当は20周年記念のイベントも行きたいなとは思いますが、フツーに営業日ですし、しかも通常営業が終わった後は、久々の読書会なるものが開催されます。コロナ前までは隔週ペースで月曜夜に店主催の読書会を開催していたのですが、コロナになってからは、顔を突き合わせてやるようなイベントの開催は憚られましたからね…。もう4年半もやってないんですね。コロナが落ち着いたらと思っていた時期もありましたが、再開する気力も失せました。

個人的には、相変わらず紙の本は好きですが、電子書籍の方はもう全く使わなくなってしまいました。専用端末もどこかにあるはずですが、全く使いませんし、スマホも電子書籍アプリはインストールしてありますが、使ってませんね。兎にも角にも、目がダメになってしまいましたからねぇ…。年齢のせいにばかりしてはいけませんが、本当に文字が読めなくなってきました。今でも時間に余裕があるときに月数冊は読みますが、目が疲れてくると必ず頭痛がしてきますから、どうも多くは読む気になれません。

その分、noteで文章を書くことはしておりますが、これもお店の宣伝を兼ねてますから、お店をやめてしまえばその必要もなくなります。でも少しは発信しますかねぇ。人間年をとってからは、アウトプットは積極的にしないとあっという間に老け込みそうです。老化防止のためにも、文章は書くでしょうけどね。まあ時間ができれば読みたい本はいっぱいあるんです。でも整理もしないといけませんし、老後の舵取りはなかなか難しそうです。

最近、また中国で感染症が流行しているようですが、コロナの二の舞になるようなことはあるのでしょうか。さすがにもうカンベンですよね。循環器系基礎疾患持ちの自分はいまだにずっとマスクはしていますが、最近バスの中でゲホゲホ咳をしている人間が増えて、戦々恐々としております。…そういう人間に限ってマスクしてませんしねぇ…。自分の身は自分で守るにしても限界がありますね。今通勤で乗っているバス路線、観光客が凄く多く利用するんです。舞浜やら臨海部やら浅草やらスカイツリーといった観光名所へのアクセスに便利なんですよね。…かなり混んでおりまして、危険な気もしております。

こういった諸々の自分を取り巻く環境やら考慮すると、いつまでもノンビリやっているということはあり得ないと思います。イベントに毎回ご参加くださっている皆さんやランチの常連さんなどには申し訳ありませんが、早晩、そう遠くない将来、決断しなければいけませんね。

まあ、でも最後は人の問題でしょう。賃上げ圧力が強まる中、雇用維持が一つの目的でもありましたが、もう在籍期間が長くなってしまったスタッフさんのモチベーションの低さなどに辟易としながら続けることは、全くもって時間の無駄ですからね。お客様に迷惑をかけてしまうことは避けたいですよねぇ…。頑張っている人間もいるだけに残念です。

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