7インチ盤専門店雑記130「ラーキン・ポーの昔は…」
ジンジャー・ドット・トーキョーというお店は、いつの間にか音楽好きでも強烈な方たちが集まる店になってしまいました。もちろんランチタイムはご近所のビジネス・パーソンや、幼稚園のお迎え前のお母さんたちが中心のお店ですけどね。ランチタイムでも土曜日なんぞはレコードを見にくるついでにお食事という方も多いわけです。夜は音楽を聴きにいらっしゃる方中心ですけどね。それでも、平日のランチタイムに何人かいらっしゃるんですよ、音楽好きの常連さんが…。
先日、そんな常連さんのTさんが面白いものを貸してくれました。毎度音楽の情報交換をしているような方ですが、レコードの物々交換も時々しております。そんなTさんが珍しくCDを取り出して、「知ってます?」と言うではないですか。出てきたのがなんと、ヘッダー写真のローヴェル・シスターズ、つまりラーキン・ポーですわ。2人組の姉妹がフロントを務めるブルース・ベースのサザン・ロックをやる連中です。
何でも、もう一人、上のお姉さんがいて3人でやっていたんですと。それで、お姉さんが結婚するんで抜けてレベッカとミーガンの2人になったんですね。まあ、私なんぞが全然知らないものをいろいろ仕込んでいらっしゃいます。先日も全く知らないマーク・ゴールデンバーグ参加盤をくれましたし…。ま、それについては、もう少し研究してから、ここで書くつもりですけど。如何せん、Wikipediaにしろ、ものの本にしろ、全然情報がないんです。マーク・ゴールデンバーグに関しては、もうかなり集めた気になっていたんですけどねぇ…。全く存在することを知らなかった盤なので、ヘタなこと書けませんからね、近い将来…。
ローヴェル・シスターズ、やっているのはカントリーです。まあ編成を見ても分かりますが、昔からブルース好きだったわけではないんですね。それも意外でしたし、最近かなり人気のラーキン・ポーにこんな昔の音源が出てくるとはねぇ…。「そんな昔からやっとったんかい!」という部分が、もっと意外かもしれませんね。まあ一朝一夕にあんなギターが弾けるようになるわけないんですけどね。それにしても、随分前に予約した新盤、発売日はとうに過ぎているのに、届きませんねぇ…。やっぱり、最近人気のようですから、ソッコー売り切れというヤツなんですかね。アナログを取り巻く環境は、もう少し改善されませんかねぇ…。