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7インチ盤専門店雑記071「8cm CD」
何とも複雑な気持ちなのですが、7インチ盤専門店ですので、7インチ盤の情報ばかり投稿しているわけですが、お店にいらっしゃるフツーの音楽好きのお客様からは「分からない」と言われたり、暗に「面白くない」というようなことを言われたりもするんです。まあ2022年の時点で7インチ盤に拘っていること自体が病的なことなのかも知れませんから、「…ですよねぇ」と返してはおります。本音で寂しいなあと思いつつも、その点は少し理解もしています。私なんぞと結婚してしまったことで、かなり音楽を聴くようになってしまったカミサンも、7インチ盤には全く興味ないと思います。お店のスタッフも、みんな若いので、見て見ぬふりに近い扱いです。
そこで最近いじって遊んでいるのが8cmCDなんです。まあ、若い世代に媚びるつもりもありませんから、配信がどうのという話題には加わりませんしね。「もう少し病気の度合いを弱めたら何が出てくるか…」といった程度で、1990年代に普及していた8cmCDはどうだということなんです。実は一番若いスタッフ(24歳?)が「あれ、カワイイですよね」などと言っていたりします。7インチ盤を時々買ったり、カセットテープがどうのと言っているような人間ですから、参考にはなりませんけど…。
まあ、重病人が他人の病を笑っているようなものですが、8cmCDが一部で再評価されていることをご存知でしょうか?まさかとは思いましたが、実は12cmCDも少し前に比べると値上がりしているんです。ヤフオクなどを見ていただけると分かると思いますが、人気アーティストの場合、CDも普通に高額になっているんです。実は先日来話題にしている西城秀樹の8cmCDだって、2,000円とかで出品されているんですよ。人気があるなしじゃなく、純粋にレア度での値付けなんでしょうかね?
8cmCDは廃版規格ではなくて、今も存在する規格なんですね。ま、日独仏英米香港のみの規格なんですけどね。日本の場合、ここ数年、新譜は年に1ケタ程度のリリースということですが、イベント会場での頒布、配布用だったりするのでしょうか。まあ、アダプタがないと再生できない機器もありますから、一般的な規格とは申しませんが、一応音は出ますし、…カワイイのかもしれません。あの短冊型のケースがカワイイんだよな…。
ひょっとしてカセットテープみたいに盛り上がりを見せるのかという気もしなくはないわけで、「それなら一箱だけ置いてみるか!」ということになり、まとめ売りされているものを少し仕入れてみました。当然ながら高額になってしまっているものに手を出すつもりはありませんから、90年代に流行っていたもので、「これ、懐かしいなぁ」と手にとって遊べる程度のものです。お店の連中と一緒に、90年代のヒット曲の映像などを見ながら「あった、あった」と騒ぎながら遊んでます。
まあ、どんなアーティストのものが高額になっているかは想像がつきますよね…。だから90年代に好きでよく聴いていて、まだ普通のお値段で手に入るものと考えて、ミスチル、ドリカム、ザード、スピッツ…、リンドバーグも好きだったな、小室系はやめとこうかな…、UAやチャラはもう高額になっているな…、いやまてよ、と。
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山下達郎とかが5ケタ、1万円以上のお値段というのは想像もできましたし、まあそんなもんかいなとも思うんです。UAやチャラも高いものは高い、8,000円とかいうお値段のブツもあったり…、まだお安く売られているものもある…。これ、今買わないと買えなくなるかも…。… … …ポチッ。
まあ、一箱限定とはいえ、…案外楽しいです。初期のチャラとかって結構貴重じゃないですかねぇ…。個人的にはお宝感覚なんですけど…。えーい、チャラは揃えちまえ…、UAはブレイク前は、うーあー、もう手が出せないや…。
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え~っと、売り物です、売り物。…でも、これはセットで売りだよなぁ…。
たまには、7インチ盤じゃない話題もいいでしょ…。
こんどっから、シングル盤専門店って言おうかな…。