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7インチ盤専門店雑記257「ピュア・プレイリ―・リーグと長岡秀星」
テンガロン・ハットのオジサンがキャラとして有名なカントリー・ロック・バンド、ピュア・プレイリ―・リーグです。クレイグ・フラーが在籍していたことでも有名でしょうか?取り立てて代表曲といえるほどのヒット曲がないので、「ああ、アレね」という会話が成り立たないのですが、そういう意味では、オジサン・キャラが役立つわけです。
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以前にもどこかで書いたと思いますが、この人たち、ジャケット・デザインで完全に遊んでおりまして、例えば、ヘッダー写真の1979年のアルバム「Can't Hold Back」のイラストは長岡秀星さんが担当しております。「このオジサン・キャラ、誰のイラストなんだろう?」と思うではないですか。ところが、どのアルバムも違う人が描いているんです。よくよく見たら細かいタッチも違うので納得はしますが、請け負うイラストレーターもかなり難しいお仕事なのではないかと思います。
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まあこの「Bustin' Out」のオジサンがイチバン有名でしょうか。
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プレイリー・ドッグを登場させたイラストレーターさんの感性は、自分に近いような気がして嬉しくなります。
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ちなみに長岡秀星さんのオジサンは手抜きだなぁなどと感じておりますが、いかがなものでしょうか…。長岡秀星さんが手掛けたレコード・ジャケットは有名なものも多数あります。アース・ウィンド・アンド・ファイヤーの諸作をはじめ、エレクトリック・ライト・オーケストラ「アウト・オブ・ザ・ブルー」、カーペンターズ「ナウ・アンド・ゼン」、ジェファーソン・スターシップ「星船」、ヴァン・ダイク・パークス「ディスカヴァー・アメリカ」といったあたり…。カーペンターズはジャケットのクレジットは「MARU」となっておりますが長岡秀星さんらしいです。
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