7インチ盤専門店雑記117「愛をいつまでも」
いやあ、別れてしまうと、このジャケットは辛いですね…。うん、辛い。2人とも人気者ですからねぇ。いろいろなお相手とお仕事でもプライヴェートでも交流があったでしょうからね。こういうのを残しておくと、あとが辛いな…。ほっとけってか。
これ、1978年の「Boys In The Trees」に収録されているエヴァリー・ブラザーズのカヴァー「Devoted To You」なんですけど、正直なところ、なんでこんな曲やっているのか、当時も今も理解できておりません。とにかく才能のあるシンガー・ソングライター2人が一緒にカヴァー曲をやるということで選ばれたにしては地味な曲ですからねぇ。カーリー・サイモンはソングライターとしての才能をあまり評価されていないような気もしますが、相当のものだと思います。
同じアルバムにマイケル・マクドナルドと共作した「You Belong To Me」も収録されているわけで、凄い人だなあと思う一方で、どうも自分のような人間の理解できる世界の話ではないらしいというのも分かり始めますけどね。自分もまだティーンでしたから…。それにしてもな…。