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7インチ盤専門店雑記292「Zep特集…」

よっしーさんが「ZEPⅡ妄想記」なるものを書いていらして、非常に楽しく拝読させていただきました。毎度掘りが深いので、しっかり読み込んでしまいます。

「ZEPⅡ」実に悩ましい盤です。自分はZepⅣがリアルタイム購入の最初なので、Ⅳ⇒Ⅴ⇒Ⅵ⇒Ⅰ⇒Ⅱ⇒Ⅲ⇒Ⅶ⇒Ⅷ という順番に聴いていったものです。「ZepⅡ」意外と遅いんです。しかもツェッペリンの中でも名曲と言われるものが盛り盛りなのに、一部分だけが非常に好きで、残りの曲はどちらかと言うと苦手だったりします。ちなみに好きなのは「What Is And What Should Never Be」「Thank You」「Ramble On」「Moby Dick」「Bring It On Home」です。これを言うと、周囲の皆さんからいろいろご意見をいただくことになるのですが、昔からそんなところです。「Whole Lotta Love」どうも苦手です。「Heartbreaker」は昔は結構好きだったんですけど、聴き過ぎましたかね、最近はあまり魅かれません。「Living Loving Maid」も苦手です。

ちなみに購入したのが結構遅いので、米国再発盤です。よっしーさんに言わせるとHi-Fiな「ZepⅡ」ということになります。全くもって同感です。「ハイハットの音が凄いなぁ」というのが購入当時からの印象です。鳴りはかなりラウドです。メリハリが効いているので、CDとの違いが際立ちます。よっしーさんの盤が「ST-A-691671-PR」でプレスされているのに対して、ウチのは「ST-A-691672-MO」です。世代遅れの工場違いです。ジョージ・ピロスの「@tgp」刻印は見取れますが、他の刻印がやたらと薄かったり消してあったりで、あまりしっかり読み取れません。アメリカっぽいなといった印象を持っておりましたが、よっしーさんのおかげで、いろいろ勉強になりました。

初期の溝が深いHot Mixは回収されたということですが、こういったものの常、一旦出回ったものは回収なんてしっかりできるものではありません。結構世の中に存在するみたいですが、針とびするのは何故なんでしょうね。7インチ盤ですと、やはりもの凄いお値段になっている回収盤がありますが、エディットが違う、あまり面白くないものなのでそそられません。まあ、7インチ盤はMONOが凄い鳴りでして、「Whole Lotta Love」のMONOがいいお値段になっております。玉数は多めです。

ちなみに、オランダ・ベルギー盤が再発盤なんでしょうけど、「Immigrant Song」とのカップリングでして、これが結構いい音で鳴ります。いずれにせよ、轟音で聴きたい音源です。…まあ、私、この曲があまり好きでもないので、そそられないんですけど。

先週末のイベントに引き続き、昨日はラジオ番組の収録がありまして、ようやく落ち着いたところなんです。落ち着いたら「ZepⅡ」を聴こうと思っておりましたので、今日は業後に何回も繰り返し聴いてしまいました。

昨日のラジオ収録が54年前のウッドストック・フェスティヴァルの出演者の特集だったんです。つまり8月3週目あたりのOA分です。…ということは、9月末で終了なので、残る収録は6本分ほど。その中の1本は「7インチ盤で聴くレッド・ツェッペリン」を予定しております。これからしばらく、レッド・ツェッペリンを聴く機会が増えそうです。やはり何だかんだで好きなバンドです。楽しみは楽しみというわけです。


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