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7インチ盤専門店雑記185「ブラッド・メルドー」
昨日、ベーシストのラリー・グレナディアについて書いたときにも結局ブラッド・メルドーのことを書いていたような気分になってしまい、結局ブラッド・メルドーについて書きたくなっているんですけどね。まあ、何はともあれ、最近ジャズで何かというとこの辺です。安定の良品です。
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ただ、ブラッド・メルドー君、結構はじけたアルバムも作りますから、他人にはおススメしません。2022年の3枚を選出したときにも入選した「ジェイコブズ・ラダー」だって、かなりヤンチャなアルバムです。
最近思うんですけど、私は革新的なものが好きなようです。ブラッド・メルドーも評判になり始めた頃は、随分革新的と思いました。…けど、今聴くと、フツーのピアノ・トリオだったりするので、ビックリします。何か言いたいかというと、時代が追いついたのかなということなんですけどね。
パンクはさほど惹かれなかったんですけど、ニュー・ウェーヴやニュー・ウェーヴ的なものは大好きですからねぇ。ジャズの場合も、マイルス好きって、そういうところがありますよね。どんどん変わっていったわけですから。マイルスはエレクトリックも含めて、全部好きですからね。業後に「パンゲア」とか流して作業していると、気分がよくなっていることがあります。…お客さんがいるときには流しませんけどね。…流せませんけどね。
ただ、不思議なんですけど、あまりアナログで聴きたいという欲求が湧かないんです。この人の場合、CDでいいやというところがあります。あれば何だってアナログで聴きたい人間ですが、この人の場合、知った頃は時期的にアナログがなかったので、諦めがついているのかもしれません。ラリー・グレナディアのベースも、本来ならアナログで聴きたいんですけどねぇ…。
いるんですよ、最近のミュージシャンで、アナログに拘りがない人たちが。ソフィー・ミルマンはあまり活動してないみたいだからしょうがないですけど、テイラー・アウグスティとか、ベッカ・スティーヴンスとか、レベッカ・マーティンもそうだなぁ。あってもプレス枚数が少ないからか、めっちゃ高いし…。カート・ローゼンウィンケルはアナログがお好きみたいですねぇ…。人それぞれ、違いますなぁ…。