7インチ盤専門店雑記110「ニッティ・グリッティ・ダート・バンド」
NGDB、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド、昔は結構好きなバンドでした。カントリー・ロックに分類されるのでしょうが、アメリカーナ、とりわけアーリー・アメリカンの生き字引みたいな人たちでして、そういうアルバムをバンバン作ってくれました。
最近は最も売れたと思われる1970年の「アンクル・チャーリーと愛犬テディ」以外、ほとんど聴くこともありません。「永遠の絆」も時々聴きますか…。ほとんど調べものというニュアンスで聴く盤です。まあこの2つで十分という方も多いのではないでしょうか。私は他も気になりますから、少しは持ってますという程度です。ちなみに、「アンクル・チャーリー~」と「永遠の絆」は予備も持ってます。…ました。「アンクル・チャーリー~」は先日1枚手放しましたね。
このNGDBが好きとおっしゃるカフェの常連さんがいらっしゃいまして、毎週ランチにいらっしゃいます。メチャクチャ音楽に関しては詳しい方で、お食事後は音楽談義に花を咲かせるもので、こちらもご来店を楽しみにしている方です。これまでに何度か、自分が持っていない盤をいただいたこともありまして、本当に感謝しております。
ここにきて、文化センターの講座やラジオ番組の準備を兼ねて、自宅のレコード・ラックを整理しておりました。店と自宅に分散しているもので、何がどこにあるかを完全に把握できるものではありません。…最近、見つけられない盤が多くて、困っておりましたからね。そこで、そういえば、自宅にもNGDBが何枚かあるなと探したところ、出てきましたよ。1970年代前半、彼らの人気絶頂期の盤が数枚、加えてダート・バンドと名乗っていた頃のものも少しあります。
この辺の盤、CDに切り替わった頃にお安く集めたものです。最近ではあまり見かけなくなりましたが、昔は結構中古盤店の廉価盤ボックスに何枚かいたんですけどね。ただ、「永遠の絆」をはじめ、人気盤は3枚組という困った人たちでもありまして、しかももの凄く多作の人たちです。あまりコレクションしようとは思わないというか、コンプリートは遠い道のりという気がする人たちです。日本での人気のほどは…。
NGDBの60年代の音源の盤も少しありまして、この辺りはヒットが出る前の盤ですから、かなりレアです。状態のいいものを見つけたときに買っておきましたが、オークションなどで最近はかなりの高値となっております。この辺を欲しい人が今の時代いらっしゃるんだということに驚いてしまうんですけど…。
最近、カフェのレコード・ラックが溢れていたので、少し持ち帰ったりもしているんです。そのせいで自宅のラックがパンパンでして、少々困ったな、…と。まずボックス・セットを出して、別に置くことにしたので、かなりスペースができました。実はボックス・セットがラックに入っていると、どこらにどのアーティストがあるのか、遠目に見ても判り易いので、本当は入れておきたいんですけどね。仕方ありません。結構スペースができたと思ったのですが、またもうパンパンだったりして…。そこで、NGDBに出てもらおうかな…というわけです。…持ってない盤とかあるんですかねぇ?できたらまとめて、もらっていただければ有り難いんですけどね。
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