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7インチ盤専門店雑記777「ドルフィーは自宅です…」

常連さんのNさんご夫妻、月一回程度のペースでお食事にいらっしゃいます。ついでに毎度レコードもお買い上げくださいますから、実に有り難いお客様です。お住まいはかなり遠方なので申し訳ない気持ちも伴います。お二人とも相当な音楽好きでいらっしゃいます。ザ・バンドあたりは共通でしょうか。

ダンナさんは最近ジャズもよくお買い上げくださいますから、ホント有り難いんです。何度も書いておりますが、私はジャズに関しては聴き始めが遅いので、あまりアナログで聴きたいという拘りがありません。状態がいいものを安く売っていたら買うという程度でしたからね。

そのNさん、昨日もご来店くださいまして、「エリック・ドルフィーはありませんか」ときましたよ。ドルフィー!!!!大好きですから、少しはありますけどねぇ…、カフェのBGMでかける音楽ではありません。断言します、ドルフィーはBGMにはなりません。ホント、即答してしまいました「ドルフィーは自宅です」と。それでも「ラスト・レコーディング」と7インチ盤が一枚ありましたから、お譲りしました。…結局のところ、お買い上げは計5枚だったかな?本当に有り難うございました。

そんでもって帰宅後に自宅のレコードラックを確認すると、7枚ほど出てきました。「Out To Lunch」は散々CDで聴き込んだ挙句、再発盤を買っておいたもので、未開封盤です。他も状態は悪くないですね。

ここまできて、以前ドルフィーについて書いたなと思い出し、検索したら…出てきました。

そう、前にも書きましたが、やはり早逝の天才共通の音というものを感じまして、どうしても素通りできないんです。底しれぬ魅力を湛えたドルフィーの音は、ハマると抜け出すのに時間を要します。

ドルフィーを追究するなら、チャールズ・ミンガスのところでも名演を残しておりますから、ミンガスもついでにいかがですか…というヤツですね。次回ご来店までにドルフィーとミンガスは全部店に持ち込んでおきますかね…。芋づる式なオススメを即答的にできたら、もう少し商売上手になれるのかもしれませんけどねぇ…。

まあ、そんなわけで、ほぼほぼ業務連絡的な記事でした。事前に探している盤をご連絡いただけますと、あれば自宅から持ち込んでおきますよ。よろしくお願いいたします。

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