長女3歳1か月の成長記録

毎月長女の成長記録をまとめていたのだが、気づいたら2歳9か月で止まってしまっていた。正確に言うと2歳10か月は下書きで止まっている。日々子どもの姿を書き留めているが、ときどきこうやって長い記事でうわぁぁぁーっとまとめたくなる。そうすると頭がすっきりする。

ということで、3歳1か月の行動や言葉など。

どこでそんな言い方覚えた?

・毎週「おしゃべりタイム」という名の家族会議をしている。その週に起こった良かったこと、悪かったことなどを話すのだが、「れもんちゃん(次女)とあそんでたのしかったです」「おとうさんがおひざがいたくてかなしかったです」と言う。人前で発表するときは「です・ます」を使うということは保育園で覚えたのかな。

・また別の家族会議の日。毎週やっているとリズムがつくのか、「おしゃべりタイムはじめまーす」と長女がファシリテートしてくれる。私が、誕生日会をしてもらって嬉しかったと言ったら、長女が「どういたしまして!」と。「やったのはまめちゃんじゃないでしょ、おとうさんでしょ」と夫が突っ込んだら、「おとうさんが言わないからよ」と言っていた。なかなか心強いツッコミもしてくれる。

・食事中、長女がわたしの椅子を蹴るのでやめてというと、自分の椅子を蹴り始める。「やめてほしいのはわかるんだけどー、おとなのイスはけらないから(大人の椅子は蹴らずに)こどものイスはけるのよ」と。いつも私が、長女の気持ちにはまず共感してやろうと思って「◯◯したい気持ちはわかるんだけど」と言っているのを逆手に取られている!「けるのやめてほしいときは言ってね。いつでも言っていいからね!」となぜか上から。

・私の誕生日。夫が朝、「まめちゃん(長女)、今日は何の日か分かる?」と聞く。曜日の感覚がないはずの長女なのに、「きんようびでしょ」「ほいくえんのひでしょ」と。「そうだよ。それとね、今日はお母さんの誕生日だよ。何か言うことある?」と。そうしたら長女、「そのケーキはみんなでたべるのよ」と。

記憶力が引き続きすごい

・突然、「にわおそとしたい」と言い出した。何?と聞くと、「こうやってなげたでしょ」とベランダから何か投げる真似をする。節分だ!まだ年始で、節分の準備なんてしていないし、保育園でもやっているとは思えない。一年前のことなのに、どうやって突然思い出したんだろう。

・さいとうしのぶさんの『しりとりしましょ』の本を読んでいて、「ウエハース」が出てきた。「まめちゃん食べたことあるかなー」と言うと、「まおりちゃんがもってきた」と。お友達とみかん狩り行った日のことだ。行ったのは2か月ほど前なんだけど、よく覚えているな。

言葉、言い間違いなど

・「せっかく」を「〜のに」と対にせず使う。「ねえ、せっかくつくった◯◯をたべて」

・「まめちゃんもちいさいときは◯◯だったのよ」と話すと、「おおきいときは?」と聞いてくる。それとか、「まめちゃん(長女)がちいさかったときはれもんちゃん(次女)はおおきかった」などと言っている。成長の過程としてのちいさい、おおきいが時間軸とつながってはいないのかな。

・自転車のペダルを「メダル」と。最初はサンダルだったか?笑 長女はキックバイクに乗らせているが、「どうしておとなはメダルつけるの?」と。

この時期ブームだったこと

・「おきもの(着物)」ブーム。フェイスタオルを腰に巻き、バスタオルを着物のように肩から掛ける。その上におんぶ紐でくまのぬいぐるみを背中におぶっていて、ちょっと二宮金次郎みたいで面白かった。

・クリスマスに読んだ『クリスマスのおはなし』をずっと読み続けている。内容を全部覚えた初めての絵本かもしれない。自分がマリア、私はヨセフ、次女はイエス、夫はガブリエルだったのに、途中から「おねえちゃん」というキャラになった。「ベツレヘムいこうよ」「どうして?」「こどもがうみたいからよ」などとやっている。私が宿屋の主人役をやって、「部屋が無いんです。うまやにご案内してもいいですか?」というと「いいですよ」といって、トレーナーをめくっておへそを出している。そこから子どもが生まれるようだ。

初めての経験

正月、たまたま家の近所に獅子舞が来たので、うちにも頼んで来てもらった。長女はギャン泣き。わかるよその気持ち。私も正月におばあちゃんちに行ったら近所に獅子舞が来ていて、周りの大人が嬉しそうに「噛んでもらい」という中、大泣きした。鬼とか雷とか、子どもにとってはただただ怖いものだけど神様と紙一重のものの存在、みたいなの、たくさん味わわせたい。

よくわからない子どもの世界

・おもちゃと本物ってどう認識しているのかなあ。もちろん親がどう教えるか(これはおもちゃじゃないから遊ばないで、とか)というのもあるが、たとえば私が紙幣を封筒に入れていたのをたまたま手にとって、「あ、このなかにおとなのおかねがはいってた。おかあさんはいどうぞ」と言ったことがあった。「おとなの」ってどういう意味?おもちゃじゃないということ?それとも、単純に「触ったら怒られるもの」というような意味で言っているのかな。

子どもの成長は子どものもの

・3歳児健診。パンツいっちょで診察を待つのだが、周りはおむつの子ばかりだった。パンツを穿いている長女を見てなんだか得意になってしまう自分。途中でおしっこと言い出したので、「すみませんちょっとトイレに行ってきます」と保健師さんに声を掛けるときもなぜかいい気分になってしまう。娘は私のそんな卑しい気持ちを満たしてくれるために存在しているはずないのに、子どもにできることが増えるとそんなふうに感じてしまう自分に驚いた。子ども自身の自立を見守れる親になりたいなあと思う。

・育児相談の時間があった。長女を後ろで遊ばせながら、相談員と私が話す。最後のほう、長女がおもむろに「おかあさん、おはなしがながいよ」と訴えた。そうしたら相談員の人が、「帰りたいよ」ではなくて間接的な表現をしている、よく状況を見ている子だね、賢い、と言った。賢いと言われると嫌な気はしない、というか上記と同じでちょっといい気分になってしまう。が、同時に、私はこの子にものを言わさないようにしているのではないか、と不安になった。

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