生きていられたら、それでいい
『目的なく、ただ過ごすのが良くないですからね。』
今日の受診で、主治医から頂いた言葉です。
難しい顔をして、私と向き合う先生。
私は、
『前回の受診の後は、日中の不安が酷かったです。
なので、彼氏の家に泊まって、安心出来るようにしたり、試行錯誤しています。』
と言うと、
『不安になる時に、何を考えているかを、紐解いていく事が大事ですよね…。
何が不安か分からない時は、どうしていいか、分からないですから。』
と。
そうだなぁ。
それが出来たら、いいなぁ。
そう思いながら、
『なるほど、そうですよね。』
と答えました。
続いて、
『薬を飲み過ぎている』
『減薬していこう』
『少しでいいから外に出よう』
などの提案が続きました。
主治医は、まっすぐ、『うつ病』を治そうとしてくれている。
こうしたら良いのでは?
今は、どんな風に生活をしているの?
根本の原因は?
と問いかけて頂きます。
でも、なぜか、
私はその言葉たちを聴きながら、
自分が情けなく感じてしまうのです。
『今日も、カーテンを開けられた。
食事の用意が出来た。
寝起きにストレッチが出来た。』
そう話してはいるのですが、
主治医は、
『もうちょっと、運動した方が改善するよな。
薬、こんなに飲んでいるのは、逆に駄目なんじゃない?
このお薬の処方だと、医者側に問題があると思われてしまう。』
と仰るんです。
『聞き流そう。』
そう、自分に言い聞かせながら、
『今日を生きられたら、それでいい。』
と呟いています。
患者さんとお医者さんの溝は、
なかなか深いようです。
私は、私。
お薬を処方して頂きながら、
体調の改善が見られなければ、
転院も出来る。
柔らかい言葉を、自分に掛けながら、
心を休めていこうと思ったお昼でした。
ここまで読んで頂き、
ありがとうございました🌷*
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