
姉夫婦にありがとう🌸
夕方、姉と電話しました。
姉は、わたしが、うつ病になってから、
たくさん話合い、
時には、意見がぶつかり合い、
それでも、すこしずつ、
お互いの状況が見えてきました。
そんな中、
会話をしていて、ふと思ったんです。
『姉は、母のことは、どう見えているんだろう?』
前回、電話した時に、
『母がもしもの時は、わたしが喪主をやりたい気持ちがある。』
と言っていました。
わたしは、母との思い出が、
結構、辛い思いでが多かったので、
姉は、母に対して、
どんな面を見ていたんだろうと、
とても気になったのです。
すると、
『尽くす人かな。』
と悩んだ末、答えてくれました。
なるほど。
わたしも、その母の性格は知っています。
そして、納得する部分です。
それに加えて、わたしは、
『尽くすけれど、裏では、ちゃんと疲れている』
という事を、たくさん見てきました。
母が疲れた時は、
話を聴きました。
職場のスタッフとの揉め事。
会議の大変さ。
シフト調整の辛さ。
人材不足の大変さ。
仕事の人間関係は、
多岐に及んでいました。
多分、精神的に参っていたのだと思います。
それでも母は、仕事に対して、
『真摯に尽くす人』でした。
そして、子供に対しても、
それは変わりませんでした。
「父が子供の奨学金を使い倒していた」事実。
「それを、黙認していた母がいた」事実。
それでも、お金の問題を抜いてしまえば、
最初は、温かい家庭だったと思います。
そんな事を思うのも、
姉のお陰なのです。
『家族』という事に対して、
「たのしい」「賑やか」「おもしろい」
と、姉は、自分の家族生活を、楽しんでいるのです。
その話を、よく聞くようになってから、
わたしは、ちょっとだけ、
考え方が変わってきました。
『もし、彼さんと、一緒に住んで、子供が出来たら。』
『もし、バタバタな育児でも、それを楽しいと感じるなら。』
お金の不安は、どこにでも付いて回ります。
でも、それを吹き飛ばすようなパワーを、
子供たちは、持っています。
もちろん、子供を育てる責任はありますが、
親が、まずは、『子育てがたのしい』と思える事が、
本当に、家族にとって、幸せな気がするのです。
わたしも、甥っ子が生まれた時、自覚しました。
『あ!わたし、叔母さんになったんだ!
というか、なれたんだ!』
『かわいいし、幸せに暮らしてほしいし、
一緒に、たのしい思い出を作れたらいいなぁ。』
そんな気持ちが湧いたんです。
素直に、『いのちって、素晴らしい。エネルギーの塊。』
そう思わせてくれた、姉夫婦と、甥っ子、姪っ子に、
とても感謝しています。
楽な事ばかりじゃないけど、
苦しいばっかりでもない。
笑って、走り回るのもまた、
楽しいのかもしれない。🍀
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