そろそろいこか 盛岡冷麺
いこか、と言っても焼き肉屋に盛岡冷麺を食べに行くのじゃない。
ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺を買いにいこか!なんだな。
ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺を買いにいく。
イーハトーヴの味伝説~盛岡冷麺~ぴょんぴょん舎
さて中に入っているのは・・・
「いつでもいいんだけど、そろそろ盛岡冷麺作ってください」
そんな熱烈リクエストに応えて、今年初!
いこか!盛岡冷麺
おもむろに麺を取り出す。
ほぐした麺を茹でて冷水でしっかり洗ってしめ、水切りをした冷麺を盛り付ける。(ゆで具合は自分で一本食べてみて確認、これ大事)
スープの袋をよく振ってから、静かに注ぎ入れる。
好きな具と本格冷麺専用キムチ、ゴマをトッピングして
「できましたよ~」
時間があれば・・・
国産牛ほほ肉、あるいは牛煮込み用、牛スネ肉が割引きになっていたら迷わず買って、その日のうちに赤ワインか黒糖焼酎、香味野菜などで煮込んでから、一食分ずつ冷凍しておけば、いつでもトッピングできちゃう。
胡瓜の甘酢漬けは二本分、前の晩に作っておく。
こちらは 国産牛スネ肉トッピング盛岡冷麺
野菜一品+ ナムル添え
はぁ~っ・・・ ほんっと おいしいわぁ~
やや太めのしこしこの麺が、やっぱり旨いのだ。
何よりセットになっているキャベツと大根のキムチ、これがなきゃ、盛岡冷麺には。やっぱ、最高やね。
もう20年以上前になるのねと盛岡冷麺との出会いを振りかえり、毎回思い出話をしながら、盛岡冷麺を食べる。
何軒かある盛岡冷麺のお店は、それぞれ少しずつ付け合せのキムチや牛肉などのトッピングやスープ、麺が違っていて、それもまた面白い。
2000年。
2月の突き刺さる寒さ。口が痺れてうまく口が開かないほど。
新幹線に乗って東京に帰る前に、偶然目に留まった駅近くのスタイリッシュなお店のドアを開けると、お店の中では暖炉がぽっかぽか橙色に燃えていて、心底あったかくなった。
(こんなお店があるなんて、なんて豊かな文化を育んでいる町なのだろう)と確信させられたのが「ぴょんぴょん舎」だ。
それが盛岡冷麺との出会い。
盛岡冷麺の元祖と呼ばれているのは「食道園」だ。
とびっきりの焼肉を食べてから、〆でいただく冷麺が格別に旨いんだな。
特にキャベツのキムチがおいしいのです。
一番よく行ったのは、JR盛岡駅近くにある「ぴょんぴょん舎」
お店の雰囲気とハーフサイズの冷麺がお気に入り。
「いや、ちゃんと普通のサイズで食べたときのそれぞれのバランスを考えてあるんだから、ぜひ普通のサイズを食べてほしい」
とピョンさん(邉 龍雄氏)は熱く語っていらっしゃったけれど。
盛岡冷麺の歴史もまた興味深いのだ。
他のメーカーのキムチが付いていない盛岡冷麺の場合、キムチはカクテキが合う!はず。
だと思い、それを実証すべく買った盛岡冷麺。
麺匠 戸田久 「北緯40度 盛岡冷麺」
3年ぶり二回目の購入。
3年前、ペチュ(白菜)キムチをトッピングしたら、キムチの主張が強すぎて、ちょっと違うなと感じ、今回のカクテキ抜擢となった。
北緯40度盛岡冷麺はドドーンと牛骨スープ味のスープではなく控えめ牛骨、少し甘めで醤油味などのコクのあるスープ。
添付のキムチ風味スープがかなり辛めで、これも加えるとよいバランス。
価格はぴょんぴょん舎の半額くらい。
(ぴょんぴょん舎盛岡冷麺は高級品なのだ)
それ、嬉しいです。
で、カクテキ。
やっぱりペチュキムチよりカクテキ。
あと胡瓜の甘酢漬けはトッピングは三切れだけど、ポリポリ一人胡瓜一本分ずつ食べる。
シャキシャキ歯応えのあるトッピングって大事。