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プロ野球は好きだが野球の投稿をするネット民は嫌いだ

私は野球が大好きだ。見るのもプレーするのもどっちも。

小学生の頃からかれこれ15年ぐらい野球とともに生きていると言っても過言では無い。

そんな私は野球を見る時のポリシーがある。

それは「選手への文句は言わない」である。

たとえ贔屓のチームが負けたとしてもそれだけはしないようにしている。

というのもプロ野球なんて年間143試合、膨大な数の試合を毎年やっているので当然勝つことも負けることもある。

それがわかっているなら143試合のうちのたった一つの負け試合でカリカリしているのは愚の骨頂としか思えない。

そういう人って何を楽しみに野球を見てるのだろうか?

おそらくそういう人は私とは永久に分かり合えない。

もちろん贔屓のチームが負けていい気がしないのは認める。

私も日本ハムを応援している訳だが、サヨナラ負けなんてした日には普通に凹む。

昨日も日本ハムは東北楽天相手に延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。

9回に同点に追いつかれての敗戦である。

私が住む青森県では日本ハムの試合が滅多に放送されないのでネットを駆使して見守っていた訳だが、SNSを閉じたタイミングは9回に田中正義さんが同点に追いつかれた時である。

打たれたことが気に食わなかった訳ではない。

SNSを更新する度に正義さんへの辛辣なコメントが目についたからだ。

中でも「信頼がなくなった」「抑え失格」などといった趣旨のコメントも散見されて私は見るに耐えなかった。

今シーズンから日本ハムに加入し、長年燻っていたポテンシャルを開花させつつある選手だ。

もちろん正義さんのピッチングのおかげで勝利を手中に収めた試合の数は多い。

それをたったの1試合、それも同点に追いつかれただけである。

私はこの反応に「9度の成功よりたった1回の失敗に目を向ける人間の悪い癖」を見た。

もちろんそういう選手じゃなければいいという訳でもない。

野球なんて初めから勝ち負けがつくように作られている。

それも人間同士の勝負である以上ミスで負けることだってあるだろう。

それを責めるのはミスをした選手自身だけで充分、部外者に過ぎない私たちが口を出すものでは無い。

むしろネット民たちはこぞってそういう選手たちに犯罪者のごとく罵詈雑言を浴びせている。

そもそも私たちは選手たちから娯楽を享受している存在である。

あまりにも選手へのリスペクトが欠けてはいないだろうか?

つくづくネット民と呼ばれる部類の人たちは恐ろしい。

私はこんな人間にはならないでおこうと決意したところでこの記事の締めとしたい。

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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