論語から旅立って宇宙を表す方程式にたどり着いたお話。
浅田すぐる先生に就いて学習していることは何度かnoteでも触れています。そもそも読書のアウトプットの場として、noteを活用しています。
もっとも他の話題と多いです。
浅田すぐる先生の開催するオンライン動画コミュニティであるイチラボが、現在の主な学習環境です。
始まりは論語
このイチラボは毎月テーマとなる本だったり、人だったりがあります。
このテーマに沿って学習していきます。
動画講義の中で話された内容により、参考図書が追加されることがあります。
論語がテーマだったある講義で、
宇宙も「拡がったり」「縮んだり」している
という話題が出ました。
そして参考図書も紹介されました。
14歳からの宇宙論 へと繋がる
ビッグバンが起きて宇宙が誕生して、拡がり、最終的には収縮していく。
そんな風な漠然とした理解だったので、読んでみる事にしました。
どうやらビッグバンの前に「インフレーション」という極めて短い時間に一気に拡大して宇宙は出来上がったらしい。
この本はタイトル通り、14歳からでもわかりやすいようにと平易に書いてありました。
もう少し詳しく知りたいと思い、この本の作者、佐藤勝彦さんが書いている同様の本を読む事にしました。
宇宙論入門:誕生から未来へ で深く
14歳からの宇宙論の詳細版。
というよりこの宇宙入門が先に書かれており、その入門編として14歳からの宇宙論がという位置付けです。
大学入試は物理選択だったけれど、それももう四半世紀以上前のこと。
最初にこちらを読んだら、もしかしたらちんぷんかんぷんだったかも知れません。
その点で、やはり浅田すぐる先生の紹介はとても素晴らしいです
読み進めるとどうやら原子や陽子といったものは、「粒」ではなく「ひも」として考えると、色々都合が良いらしい。
「超ひも理論」です。
名前は聞いたことがあるけど、どんなものか、全く知らない。
知的好奇心が刺激されました。
ゼロからわかる相対性理論 改訂第2版 で拡げる
多彩なイラストを使うことで科学をわかりやすくしてくれるのが、ニュートン。
今回のように「入口」としては、ニュートンのムックはとても役立ちます。
9次元のひもとか、完全に理解はできないけれど、雰囲気は把握できました。
もしくは把握した気になっています。
この本で超ひも理論の部分をメインに執筆したのが、橋本幸士さん。そして日本での超ひも理論の第一人者のようです。
そしてこの本で橋本幸士さんの言葉が印象的でした。
この言葉で、この方の本を読んでみたいと思いました。
そして執筆者の紹介文で、わかりやすそうなタイトルのものを選びました。
70分講義を2つ受けて「宇宙のすべてを支配する数式へ」
天才物理学者が高校生の娘に、自分の研究を教えるという本。
寝る前に1講座10分。7日間で70分というわけです。
「超ひも理論」も「宇宙のすべてを支配する数式」も、70分で読み終えられるわけではないです。しかし細かく章立てされているので、とても読みやすくわかった気になります。
さすがに一回読んだだけでは、わかりません。
でも後でまた知りたくなった時に、この本を読めば良いということはわかりました。
「宇宙のすべてを支配する数式」を表示する
宇宙のすべてを支配する数式。
ややこしい数式です。
通常の文書作成ソフトやWEBサイトでの表示は難しいです。
でもどうせならこの記事に載せたい。
TeX というソフトを使えば良いことは知っていたので、TeX → 画像でエクスポートという手段を取る事に。
無料でできるサイトやMacで使えるソフトを探しました。
どうも使いやすいものがありませんでした。
灯台下暗し
Appleユーザーなら無料で使えるプレゼンテーションソフトのKeynote。
このソフトにTeXの書式を入力をすると、きれいに表示してくれる機能がありました。
こうして作った「宇宙のすべてを支配する数式」がこれ。
これが芋づる式
この記事で書いた一文。
芋づる式に他人のためを考えアウトプットする
「芋づる式」がこれです。
たまたま興味を持った事柄や作者などを辿ると、論語から「宇宙のすべてを支配する数式」へとたどり着いてしまいました。
しかも初めてTeXも齧ることができました。
そしてこの芋づる式は「紙1枚!」読書法の第4章、「何を読んだらいいかわからない……」を解決する「紙1枚」選書術でも書かれています。
この章の内容を無理やり一言にまとめると「芋づる式」です。
私の読書全てではないけれど、この1ヶ月ほどは芋づる式にこういった本を読んでいました。
知ることだけでなく実践することが重要
そんな今日この頃。
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