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ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち で学び方を再確認したお話。
Q?:じゃあ、どうやって学べばいいの?
A?:芋づる式に他人のためを考えアウトプットする
ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち
レジー
を読みました。
昨年読んだ本の一冊「映画を早送りで観る人たち」。
この本の中でファスト映画というキーワードが出ていました。
社会人としての学習をしている一人として、ファスト教養という言葉に興味を持ちました。
ファスト映画、ファスト教養、最近はファストがより一層重要視されているようです。
この本の中でファスト教養は
自分の好き嫌いに関わらず
手広い知識を持って
ビジネスシーンを渡り歩くこと
と定義されています。
物事をハックして成果を上げる、ライフハック(一時期流行った言葉)などと、とても親和性が高いと述べています。
そして目指すべき教養とは
結論をあらかじめ決めない
既存の枠組みから自由になること
既存の枠組みの中で戦える知識の習得から逃げない
としています。
では、どうしたらファストでないスローな教養を得られるのか?
私なりの答えが冒頭のQ?とA?です。
「芋づる式に他人のためを考えアウトプットする」とはどういうことか?
10分で答えが得られるものは教養でも知識でもなく、単なるツールです。
尤も、ツールであるからこそファスト教養と相性が良いのでしょう。
目指すべき教養の内容を見た通り、教養を身につけることはとても面倒くさいことです。
しかし、この面倒くさいことから逃げないことが大切になってきます。
例えば本一冊であれば、まとめ動画などを見て知るのでなく、自分で読むことが重要です。
どんな風に読んだらいいのかといえば、「紙1枚!」読書法がとても参考になります。
なぜ「芋づる式に他人のためを考えアウトプットする」となるのか?
情けは人の為ならず
情けを人にかけておけば,巡り巡って自分によい報いが来るということ。〔近年,誤って本人の自立のために良くないと理解されることがある〕
近年の誤用の方が広く知られていますが、本来の意味は自分に良い報いが来るということです。
自分への良い報いを期待して、下心を持って、人に接しましょう。
という話ではないです。
他人を出し抜くためのファスト教養であっても、必ず「他人」が必要になります。
成果を認めてもらうにためにも「他人」必要です。
人里離れた自然の中で完全に自給自足するのでもない限り、「他人」との関わりが必要です。
だからこそ「他人」のためを考えて行動するのが、最終的に自分にとって良い結果を生むと思います。
そして他人に伝わるには、自分がどのようにアウトプットするかが重要になります。
アウトプットはビジネス上のプレゼンテーションスキルにとどまらず、日常的な所作まで含まれていると私は考えています。
「芋づる式に他人のためを考えアウトプットする」は実際にどうするか?
手広い知識ではなく既存の枠組みの中で戦える知識を習得するには、とても面倒くさいことです。
そもそも、まず何をしたらいいのかわからないということも多いと思います。
そんな時には「芋づる式」です。
人物でも、本でも、キーワードでも、気になったものであればなんでもいいです。
ファスト動画で気になったものでも構いません。
そうやって気になったものに関する情報を、次々と辿っていきます。
人物であれば、その人物が行ったこと、書いた書物、紹介したモノやコト。
本であれば、同じ分野の本、同じ作者の本。
本は特に引用・参考文献がまとめられていることが多いので、特にお勧めです。
本作では241頁から251頁にかけてまとめられています。
これら全てに目を通す必要はなく、ここから気になったものだけで十分です。
こうしていけば、知識が「拡がって」いきます。
「アウトプット」するとは、得た知識を「まとめる」ことです。
読んだ本について、note の記事にするためにアウトプットする。
得られた知識に基づいて行動することもアウトプットだと思います。
このアウトプットをするときに想定したするのが、「他人のため」、つまり「誰のためか」ということです。
誰のためというのは、特定の個人だったり、同僚たち、その他大勢と規模感が異なってくると思います。
私が、note 記事にまとめるとき、Q?が口語になっているものがあります。
これは、具体的な誰かを想定してまとめているときです。
「誰か」を想定しているから、Q?もA?も口語になっていて、アウトプットしやすくなります。
上記の記事で触れた私の「アウトプット」の全容でもあります。
こうやって自分の記事をもっと関連づけていきたい。
そんな今日この頃。
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