《不定期活動報告⑦》第五回・銀竹定例歌会を行いました(6/16)
どうも、銀竹ディレクターを名乗って久しい大橋弘典です。
今回は6月に行われた第5回の定例歌会報告(報告者:吉井ひかげ)となります。
…そうです、5月の定例句会報告がまだです。もう順番気にしてたら更新できないみたいです(涙)
まぁ、原稿執筆には向き・不向きがあるわけで、基本的にはこういう原稿執筆を増やして自分の糧にしたい人がやるべきなんだなあと思い、次からはある程度固定のメンバーが報告者になってレポートを書くので乞うご期待。
それでは、吉井さんの報告レポートをお楽しみください。
6月16日(金)に、第五回・銀竹定例歌会が行われました。
今回の歌会は、題詠1首、自由詠2首の計3首を提出して行いました。お題は「BL、GL」です。このようなお題を設定したきっかけは、前回の定例会後の会話にありました。「BL短歌なるものがあるらしい」ということが話題になったのです。そのため、銀竹でもBL短歌を詠んでみようという声が上がり、このようなお題で第五回・銀竹歌会を実施することになりました。BL、GLに馴染みのないメンバーもいるかもしれないため、題詠として異性恋愛を詠んでも良いことにしましたが、実際には素晴らしいBL、GL短歌がたくさん集まりました。
以下に、今回提出されたBL、GL短歌をいくつか掲載します。
題詠の中で最も点数が高かったのは懐音さんの歌でした。GL短歌として洗面台を磨くという行為を詠んだことに好感が寄せられました。また、句読点の使い方が上手く、リズムも良いという意見もありました。この内容で同人誌を書いて欲しいという要望が出るほど人気の歌でした。
自由詠として提出された歌もいくつか掲載します。
もぐもぐさんの歌は自由詠の中で最も点数が高く、同棲直前の様子を詠んだ歌として評価する声が複数ありました。7時間という時間については、長いのか短いのかわからない時間を詠み込むことで複雑な感情を表しているのではないかという意見や、ただ時間を確認したいだけで深い意味はないのではないかという意見がありました。
歌について話すのは楽しく、また、評を述べ合う中で他の人との歌に対する解釈の違いに気づくことができたので、とても有意義な歌会となりました。ここまで第五回・銀竹歌会の報告を読んでくださりありがとうございました。
(報告者:吉井ひかげ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?