教材のPDF化〜道具の用意から裁断編〜
こんにちは。じんと申します。ご覧いただきありがとうございます。
早速ですが、先生向けライフハック第1弾として、僕が最近(ここ2〜3年)取り組んでいることを紹介します。
教材をPDF化することで、
デスクのスペースが空く
電子黒板に投影して、生徒の視覚に訴えられるようになった
持ち運ぶ教材がグッと減る
プリントが作成しやすくなる
などなど、メリットがたくさんありました。
作業は1冊10分くらいで終わります。
大まかな流れは、
本を裁断する→スキャンする→データの管理
です。
このnoteでは、用意する物〜裁断までを紹介して、スキャン〜データ管理までを次のnoteに託したいと思います!
電子黒板の活用に悩まれている先生、デスクや収納が少なくて困っている先生、ぜひご覧ください。
0.必要なもの・あった方が便利なもの
必要なもの(これがないと作業できない、というもの)
ここでは、最低限の投資で用意できる必要なもの紹介します。
スキャンする教科書や問題集
カッターナイフ
カッターマット
裁断機やディスクカッターなど、紙をまとめて切れるもの。
印刷室にあるのではないでしょうか。
僕は「ハンブンコ」という裁断機を使ってます。スキャンするための装置
職員室などの複合機(でかいコピー機)にスキャン機能がついていればそれでよいです。
オートフィーダーという、原稿をセットすると自動で1枚ずつ読み込む装置がついているものを探しましょう。
後述しますが、もっといいのがほんとはあります。
あった方が便利なもの
ここでは、若干の支出を伴いますが、あると非常にはかどる物を紹介します。
ScanSnapなどのスキャナー
スキャンするための装置の最高峰です。
これでスキャンすることで、
・スキャンがめちゃくちゃ速くて高品質
・OCR
・PCやUSBメモリなしでのスタンドアロン運用ができます。高いですが、プライベートでも使えるので投資と思って買いました!Adobe Acrobat Pro
PDFをいじくるならこれ!
複数のPDFをくっつけて1つのファイルにしたり、逆に1つのファイルを別のファイルとして分けてみたり。
書いてあることを編集するのも自由自在。
iPadがあれば、PDFの結合はできるので、なくてもなんとかなります。
そのあたりは次のnoteで!
1.本を解体する(若干の申し訳なさを感じながら)
ここまでえらい長くなりました。ほんとに申し訳ないです。
さて、本を裁断するわけですが、ここについては色んな方が「自炊」と称してさまざまなやり方をご紹介されています。
私が意識しているポイントを、作業の流れとともに。
背表紙の解体
カッター、カッターマットの出番です。
ページを開き、ページが背表紙についているところ、「のど」と呼ばれる部分にカッターを当て、切ります。ちょっと怖い表現ですね…?
この作業のポイント
裁断機で切れるページ枚数になるようにカッターで切ること!
20枚までいける裁断機であれば、40ページよりすこしだけ少ないページのところで切るのがポイントです。
こうすることで、次の作業が楽になります。1ページごとに解体
1.で解体したページの束をバラバラにして、1枚ごとになるようにします。
この作業のポイント
あんまりギリギリでバラさないこと。
ページがくっついていると、スキャンがうまくできなくなってしまいます。
余白を大胆に切り落としましょう!
おわりに
ここまでありがとうございました。
年度がスタートしてしまい、解体する本が手元にないため写真なしでの記事となってしまいました。絶対写真あった方がわかりやすいです。
本を解体するタイミングで写真を撮影して、追記したいと思います。
次のnoteでは、裁断した本のデータ化とデータ管理です。
長い記事にお付き合いいただきありがとうございました!楽しく早くかえりましょ〜!