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世界教育学会(WERA Focal Meeting 2024)に参加してよかったこと
はじめに2024年9月9日~12日、イギリス教育学会&世界教育学会(BERA Conference and WERA Focal Meeting 2024)に参加してきました。
世界教育学会(WERA)は、加盟する世界各国の教育学会が共催を引き受ける形で毎年開催される国際学会です。
今年は創立50周年を迎えたイギリス教育学会(BERA)が引き受け、英国マンチェスター大学での開催でした。
私
「子どもの歴史社会学」ゼミでできたこと
はじめに今年度は大学教員として就職してから初めて、非常勤講師のお仕事を頂きました。
このお仕事は今年限り(サバティカルの代講)のため、せっかくなので記録をつけておきます。
ゼミのテーマは「子ども・若者と教育の社会学」。
私は、これまで教職科目の担当ばかりで、教育社会学や社会学の教育経験は(調査実習のTAなどを除くと)ほぼありませんでした。そして専門分野の文献講読をできるような演習も担当するこ
フィールドワーカーの目を通して歴史と出会う――清水亮『「軍都」を生きる:霞ヶ浦の生活史1919-1968』(岩波書店, 2023)
この記事は
前田麦穂が書いた、清水亮『「軍都」を生きる:霞ヶ浦の生活史1919-1968』(岩波書店, 2023)の感想、面白かった点の覚え書きです。
本書の概要
面白かった点と感想1 地図や写真から伝わる「フィールドワーカーの目」
前著『「予科練」戦友会の社会学:戦争の記憶のかたち』(新曜社, 2022)でも(配置図なども含め)その場所・地域がどのような空間なのか、に焦点が当てられていま