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フィールドワーカーの目を通して歴史と出会う――清水亮『「軍都」を生きる:霞ヶ浦の生活史1919-1968』(岩波書店, 2023)
この記事は 前田麦穂が書いた、清水亮『「軍都」を生きる:霞ヶ浦の生活史1919-1968』(岩波書店, 2023)の感想、面白かった点の覚え書きです。 本書の概要 面白かった点と感想1 地図や写真から伝わる「フィールドワーカーの目」 前著『「予科練」戦友会の社会学:戦争の記憶のかたち』(新曜社, 2022)でも(配置図なども含め)その場所・地域がどのような空間なのか、に焦点が当てられていましたが、今回は更に多くの地図や写真(屋内や物品なども含め)が用いられています。