Googleは情報操作しているのか 1/20
こんばんは
最近は統計の勉強に時間を割いています。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
検索エンジンのトップ
中国以外の国の検索エンジンの首位はほとんどGoogleです。検索エンジンとしてのパワーは圧倒的に世界一を誇ります。実際ヤフーの検索技術はGoogleによるものです。
Googleを利用すれば多くの情報にアクセスすることができます。世界中様々な情報にアクセスできるシステムは一つの会社が世界中の情報を支配していると考える人もいます。
もし、急にGoogleが検索エンジンを停止させてしまったら、人間進歩が一気に遅くなってしまうでしょう。私も毎日検索することで様々な情報をインプットしています。
Googleとオーストラリア
記事の中では、Googleがオーストラリアの一部ユーザーの検索結果から国内のローカルニュースコンテンツをいくつか削除する実験を行ったため、非難の声が上がっていることを取り上げています。
オーストラリアのメディアからは、「Googleがいとも簡単に報道機関をインターネットから締め出すことができることを証明した」という声が上がっています。
Googleが行った実験の裏には、オーストラリア政府がGoogle等の企業に対して、ローカルニュースコンテンツを利用する際に、メディア企業に使用料を支払うように義務付ける法案を審議しているのがあると言われています。
情報が集まるから価値がある
インターネットなどの情報サービスの多くにはネットワーク外部性が働くことが多くあります。インターネット外部性とは、利用者が増えれば増える度そのサービスの価値が大きくなるということです。
例えばSNSの場合、SNSとはだれかとのコミュニケーションのために存在しています。誰も利用者がいない SNSでは、コミュニケーションが取れないため価値は0です。逆に利用者の増加は、更なる利用者の増加する要素です。
情報に関しても、多くの情報がある場所にアクセスする方が効率的です。情報提供者も利用者の多いプラットフォームの方に情報を載せます。そういった相乗効果でGoogleのような巨大なプラットフォームが完成するのです。
Googleも企業
しかし、いくら巨大なプラットフォームになろうともGoogleは企業です。巨大な力を持つからこそ、それなりの行動は必要ですが企業であることに変わりありません。
これほどの情報を集約し、膨大なアクセスに対応するサービスをある程度無償で提供しているGoogleからしたら、お金を取られることを許してしまうと、その流れが各国に広がってしまう痛手に繋がってしまいます。
私たちがGoogleを利用するだけで簡単に情報にアクセスできるのは、Googleの検索エンジンがあるからです。Googleを攻撃しすぎるのもいかがなものかと思ってしまいます。