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問題解決ができない人に必要な視点 7/29
こんばんは
最近、ファクトフルネスをゆっくり読んでいます。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
緊急時の冷静な分析
何か問題にぶつかった際に皆さんは冷静に問題を分析することができますか。私が普段noteに投稿する問題分析は第三者の視点のため、長期的な視点を考慮を意識できています。
しかし、問題の当事者となってしまってはどうでしょう。私は自分が冷静な分析ができるとは思えません。自分に起こっている問題をどうにかしようと、分析までも怠って行動するかもしれません。
ロジカルシンキングの基礎「MECE」
実際に問題に直面した際に、どうすれば冷静に分析することができるのでしょうか。それは普段から問題解決のにロジカルシンキングを取り入れることでしょう。
記事の中では、問題解決のロジカルシンキングを効率よく、効果的に行うためにMECEという要素を紹介しています。そのために、スーツスペシャルという細かい設定がされている架空の会社を例に出しています。
MECE(ミーシー)はMutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、漏れなく、ダブりなくという意味です。問題を分けて考えるときにMECEは基本的な考えとして重要です。
記事を読んで
私が気になったのは、MECEは意外とできていないことがあるということです。もし、全人類をMECEで分ける際に、生物学的な男女でわけたら、MECEができています。
しかし、マーケティングの分野ならどうでしょうか。マーケティングのセグメンテーション(市場細分化)において男女の区分だけでよいわけがありません。
本質的な問題解決において細分化しなければ、ただしらみつぶしに対処しなければなくなります。ただでさえ問題に直面した緊迫な場面なのに時間をかけるわけにはいきません。
緊急時は当たり前が難しい
しかし、問題解決が差し迫っているときに細分化すると、目の前の状況に注目して漏れが発生したり、ダブっている点がおおく、無駄な動きが増えることになります。
また、漏れがあるのにもかかわらず、問題の要素を細分化できているように見えるときは、ダブりによって要素が全部満たされているように感じることが多く、その逆も多くあると思います。
MECEを取り入れた生活
記事の中では、MECEの切り口が紹介されていますが、私は差し迫った問題解決のためにはMECEの切り口の把握も重要ですが、問題が発生する前に計画段階等でMECEを意識した細分化をしておくべきだと思います。
また、例にマーケティングのセグメンテーションを出してようにMECEの手法は様々な場面で役に立つと思います。ニュースの報道の調査結果などもMECEの視点でみるべきかもしれません。