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アパレル従業員の保険制度 1/21

こんにちは
最近投稿が遅くなっているので昼に投稿します。

会社の福利厚生は重要

私は大学三年生で来年は休学する予定なのですが、そろそろ本気で就職活動をしなければなりません。就職先を考えるうえで会社の福利厚生は重要な判断基準です。

また、企業側も規模が大きくなるにつれて福利厚生を充実するために努力をしています。よくIT企業の素晴らしい福利厚生の話を聞きますが、コストをかけずに充実させること重要です。

福利厚生の中でも従業員の健康のために、保険に加入しなければなりません。その保険というのは時に従業員だけでなく、その扶養家族までを守らなければらなりません。

アダストリアを離さないKF健保

記事の中では、ニコアンドやグローバルワーク等のアパレルブランドを展開するアダストリアが自社で健康保険組合を設立するために、既存の組合の脱退を申し出たが、拒否され続けていることが取り上げられています。

アダストリアが加入している健康保険組合は「東京ニットファッション健康保険組合(KF健保)」で、アダストリアの事業拡大や従業員構成によって、保険制度が追い付かなくなってしまったようです。

KF健保に関しては、ユナイテッドアローズ等のその他のアパレルブランドも多く登録しているのですが、システムが都心に偏っている等の問題がありますが、アダストリアが脱退すると経済的なダメージが大きいのです。

郊外に出店するブランド

沖縄にもニコンアドやグローバルワークは店舗が多く、大型のショッピングセンターに出店しているのをよく見かけます。かなり全国展開の進んだブランドだと感じています。

大型のショッピングセンターは郊外にあることが多いため、健康診断をする際に遠くの病院に行かなければならないとなると大変です。また従業員が多くなるほど自社健保のほうがメリットが大きくなります。

それ以上に、どうして理事の承認がなければ脱退できないのでしょうか。正直、お世話になったかもしれませんが、健保から無理やり脱退することができない理由も気になります。

変化が必要なのに気付かない

記事の中でも言われているように、問題はKF健保の対応です。多くのアパレルブランドが加入しているにもかかわらず、それに適した保険制度を生み出さなかったのでしょうか。

もし、アダストリアが抜けてしまえば、その他のアパレル企業がどんどん抜けていってしまうのが目に見えています。それなのにも関わらず、制度の変更ではなく、無理やり引き留めるだけでは何も変化がありません。

いま、アダストリアが無理やり脱退することができない何かの要因があるために脱退していないのでしょうが、それが無くなってしまえば、KF健保に未来はないでしょう。

アパレル従業員に明るい未来を

従業員の数が増えるにしたがって自社健保の導入する企業が多いそうですが、脱退を無理やり拒否できるパワーがあるならばその前に制度の改革を行えば、どうにか残ってもらえるかもしれません。

アパレル業界の従業員の多くは最前線で努力しているため、従業員の制度の充実のために、どのように進展していくのかは気になってしまいます。良い方向に進むのを祈っています。

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