ニンジャズ・ポール・アンド・ライン・フィッシング
重金属酸性雨が降りしきるネオサイタマから遠く離れた地、オキナワ。吸血鬼には耐えられぬ強さの太陽光のもと、クルーズ船が海を割って進む。その船上ではヤマミ社長がオキナワ休暇を満喫していた。
そのクルーズ船から2000メートルはなれた海中より、隙を窺う存在あり。ニンジャである。名はトーピード。ヤマミ社長暗殺のためにソウカイ・シンジゲートから派遣された。彼は常人の三倍のニンジャ肺活量をもつ。そして近くの海洋生物を自在に操り魚雷めいて突進させる恐るべきギョライ・ジツの使い手である。