正体
少しずつ………本当に少しづつ思い出している
弟がいたこと
その弟と敵対したこと
人間不信になっていたこと
大怪我をした時に弟が泣いていたこと
怪我をした直後の記憶はない
けれど確かに俺はあの日………
誰かを庇って「死んだ」はずだった………
青年「やっと退院できた………」
ここから先は
1,317字
¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?