真夏のマラソン練習 多量の発汗に減量効果はあるのか
7月13日本日の練習記録になります。
距離 10キロ 平均心拍数138 最大心拍数 154
ラップ 1キロ5分46秒 2キロ 5分44秒 3キロ5分50秒 4キロ 5分55秒 5キロ 5分41秒 6キロ 5分45秒 7キロ 5分48秒 8キロ 5分45秒 9キロ 5分14秒 10キロ 6分31秒
使用シューズ ソーティトレーナー
この季節は走ったら走った分以上に尋常じゃない汗をかきます。私は特に人より汗かきなため今はTシャツとハーフパンツで走っているのですが、どっちも汗でぐちゃぐちゃになります。ブランクがあったこともあり、今はけっこうウエイトオーバーな状態です。速く走るためには、もちろん身体は軽いにこしたことはありません。競技をしていたときは、太りやすい体質でレースシーズンはベスト体重への減量を試みて色々チャレンジしていました。ちなみに身長は165㎝で当時のベスト体重は56~57キロくらいでした。ボクサーの減量の様に、ひたすら汗をかいていれば痩せると思って、夏でもジャージを着て走ったりしていた時期もありました。実際むちゃくちゃ汗をかいて、レース前はベスト体重にまで持って行っていました。ただし、暑い時期は無理をして汗をかくことで、熱中症のような症状になって死ぬほどしんどかったこともあります。
しかし最近はいろいろな書籍を読んだりしていると厚着して汗を無駄にかくよりも薄着でしっかりと汗を蒸発させる方が良い、また暑い時期よりも寒い時期のほうが熱を放出しようとするため運動による減量効果は高いとの記載があったりします。厚着して汗を出しすぎて体調を崩すよりはよっぽど良いですよね。
また、私が現役で競技をしていた時は、ゆっくり長く走ることが減量効果が高いとの意見が大半でしたが、現在は心肺機能をしっかり追い込むレベルでのスピードでの練習でも、練習中の脂肪燃焼効果はゆっくりの方がやや高いものの、練習後安静にしているときもアフターバーン効果(安静にしていても運動の余波で脂肪が燃焼している状態)があり、結果的に減量効果は高いとの見解もあったりします。もちろんこれはゆっくり長く走ることへの効果を否定するものではありません。
時間がたてば昔とは違う様々な研究結果の記載された書籍や論文がでてきます。様々な情報に踊らされることなく、自分の身体で実証実験を行い、自分に合った方法を取り入れていきたいと思います。