あぷるぱい川柳
食べようね
ストーブ焚いて
あぷるぱい
そういうものを
書いた。
そうしたら
何だか頭の中で云う者がおる。
どれどれ、たまには聞いてやろう。
曇り窓
あぷるぱいなら
焼くものを
どうした。
何か気に入らぬことでもあったのか。
子らのきて
跡形もなし
あぷるぱい
そう、作るのには時間がかかっても
食べるのはあっという間なのよ。
…わたしの分、ないの!?
あぷるぱい
オーブンの熱
たちのぼり
君、これは何だね。
焼き上がったあとに一服しておるのか。
焼いた本人の達成感も見えるようである。
ほんまか。
焼いてる途中にええにおいがするやつではないのか。
淹れる茶の
湯気たちのぼり
あぷるぱい
まあ、よろしかろう。
何だかおいしそうだし。
あそんでね
あなたのことば
あぷるぱい