次回11/14!絵描きにおすすめ色彩検定
2021年夏期の色彩検定2級を受けたのですが、先日合格通知が届きました!
ためになるだけでなく、勉強自体も楽しかったのでそれについて書こうと思います
色彩検定とは
1990年から行われている文部科学省後援の公的資格です。
色の基礎から配色技法、専門分野における利用など様々なことが学べます。
色彩検定の魅力
・色の見え方や配色技法、基本的な仕組みについてわかる
・そもそも勉強自体が楽しい
・何級からでも受けられる
・履歴書に書ける(職種によると思いますが……)
なんと言っても、色選びはセンスの問題だけじゃないことがよくわかるのが良い。配色のルール(技法)を知れば、狙い通りのイメージができることを詳しく勉強できます。
また、目指すレベルに合わせて1、2、3級、UC級 のどの級からでも受検できます。UC級は色覚の多様性やユニバーサルデザインに特化したものです。
私は2級から受けましたが、何級から受ければ良いのかわからないという方は本屋に行って参考書を見てみるとどんな感じかイメージができるかと思います。
例えば2級では、
配色技法 トーンオントーン配色、ビコロール配色など
光と色 分光分布(光の成分をグラフ化したもの)、明所視・暗所視など
色のはたらき 明視性・可読性、視認性、誘目性など
など様々な分野を学びました。
明るいところから暗いところに行くと、じわじわと暗さに目が慣れていきますよね。それを暗順応と言う(逆は明順応)ことや、その際に明るく見える色が変わる(明るいところでは黄緑が最も明るく、暗いところでは緑が最も明るく見える)ことなど、色々とても興味深かったです。
自分がやったこと
受けた級
2級
使った参考書
最短合格!色彩検定出る順テキスト&問題集
勉強期間
2ヶ月ほどドライヤーをしてる間だけ参考書を眺める
1週間ほど参考書についていた問題を解く
問題形式
基本的には選択。終盤に筆記が少し。
2級についてですが1ヶ月1日30分勉強すれば簡単に合格できるかと思います。
効果
私はここ一年ほどイラストの練習をしているのですが、仕組みや配色技法を知ることでこんな配色を使いたい等考えられるようになりました。
色の誘目性を考えて背景が白なら赤、背景が黒なら黄色など、以前より効果を考えた上で色を選べるようになったような気がします。
どんなものでも資格取得には賛否両論ありますが(実務の方がためになる等)、そもそも勉強自体が楽しかったのでやってよかったなと思います。
次回開催は11月14日(日)とのことです。今申し込み期間なので、気になった方はぜひ調べてみてください。