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「美術館、カフェ、ノート術」気まぐれ日記2023.8.11(金)


朝から夫と県立美術館へ。
造本家の方の作品の展示。経歴を読んで、キャリアが18歳の時から始まっていることに驚く。本は本革が張られていたり細かな箔押しがされていたり、豪華である。手間と時間、お金がかけられている。見ていたら自分も自分の本をいつか作りたいな、と思う。本文は自分で書き、挿絵や装画も自分で書く。デザインは得意な人にお願いする。布張りがいいな。サイズは小さめ。鞄に大事にひそませられるような、そんな本が作りたい。
造本家の方と文学者の方のトークショーが午後からあるので、一旦外に出て昼食を済ませデパートで買い物をし、再び美術館へ。
トークショーが始まるが、マイクがあまり効いていなのか声が小さく感じる。そして、めちゃくちゃ眠い。集中できないので、一人ホールを脱出。夫は前の席に移動して熱心に聞いていた。館内のカフェに落ち着いて、カフェにいるよとLINEした。
カフェで梅ジュースのホットを飲む。すごく甘いけれど美味しい。今年こそ挑戦しようと思っていた梅仕事だったが、引っ越しでバタバタして今年も叶わなかった。来年こそは。
ブックカフェなので読む本はたくさんあるけれど、今はあまり本が読めない期に入ってしまったので、スマホのメモにこの日記を書いている。前は読めない、と思うと焦って無理矢理読もうとして疲れていたが、最近は流れに身を任せている。そういう体調なのだから、従った方が回復も早くなるだろう。体調と付き合っていくための実験である。
そういえば山田智恵さん考案のミーニングノート(本が出ています)を数年続けていたのだが、最近やめてしまった。ミーニングノートは、毎日ノートにその日出会ったチャンスを書き留めていくというもの。毎週末振り返りをして、次につながる行動を考えていく。私は毎日チャンスを書くのはできるのだが、週末の振り返りがなかなかできず焦っていた。今は、ノートに毎日その日できたこと・感謝していること・思いついたアイデアや気づいたことを書くだけに留めている。でもそれだけでも自己肯定感が高まる感じがあって、続けたいと思っているのだが、さらにこれを自分流に進化させて、もっと創作のスピードを早めるような、生活を豊かにするような作用のあるノート術を生み出せないかな、と考えている。しばらく取り組んでみよう。でもこういうノート術って、結局一番効くのは考案したその人自身に対してなんだろう。だって自分に合わせて発展させていったものなんだから、当たり前なのだけれど。ノート術の本を否定する気持ちはなく、ミーニングノートもすごく素晴らしいヒントをくれたのだけれど、本当は全ての人それぞれに合ったノート術が存在するのだと思う。人の数だけ。私は自分に合った方法を、作り出したい。
梅ジュースはもう飲んでしまった。あと30分でトークショーも終わるだろう。体力的に丸1日出かけることってなかなかないのだけれど、今日はとても有意義だったな。(トークショー抜け出したけど)全ての休日がこうであって欲しい。
夫と合流したら、スーパーで夕飯の材料を買って帰ります。ではでは。

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