【岡崎市】「水道民営化を考える映画と講演会」(2020年2月8日 開催)
2020年2月8日(土)13時30分より、岡崎市の むらさきかん ホールに於いて、映画「どうする?日本の水道」の上映と 尾林芳匡 弁護士の講演を行うイベントが開催される予定です。
■ 「水道民営化を考える映画と講演会」
日程: 2020年2月8日(土)
開場時刻: 13時~
開会時刻: 13時30分~17時
場所: むらさきかん ホール
(名鉄 藤川駅 徒歩1分、道の駅 藤川宿 東隣)
参加費: 500円(資料代)
主催: 水道民営化を考える会岡崎
映画: 「どうする?日本の水道」
講演: 尾林芳匡 弁護士
ブログ記事
http://suidouokazaki2.boo-log.com/e504342.html
facebook記事
https://www.facebook.com/suidou.okazaki/posts/129500015139311
■ チラシのメッセージ
2018年12月の水道法改正により水道の民営化が可能になりました。厚生労働省のホームページ(2017年2月)で運営権を民間に売却するコンセッション方式導入の対象自治体として愛知県では唯一岡崎市が選定されています。これに関し2019年3月の定例市議会では「岡崎市はコンセッションを導入しない」という答弁がありましたが、将来も変わらないという保証はありません。2013年、麻生大臣は「日本の水道を全て民営化する」と明言しました。宮城県仙台市では2019年9月、水道民営化の住民説明会が行われています。 厚生労働省は、今日の水道が直面している諸問題の解決策として「水道民営化」を挙げていますが、果たして心配ないでしょうか?
映画「どうする?日本の水道」の上映と尾林芳匡弁護士の講演を通して、ともに考える機会を持ちます。ぜひ、ご参加ください。
[ コンセッション方式の問題点 ]
・ 営利目的の私企業による経費削減・利益追求の結果、水道料金が2倍・3倍と値上げされたり、水質悪化の例が海外で多数報告されたこと。
・ 役員報酬・株式配当・法人税など公営企業体にはなかった余分な金額の発生を伴うこと。
・ 自治体や住民への情報開示が十分にされない可能性があること。
・ 災害時に自治体と民間企業が迅速に意思疎通をし、復旧作業に従事できるのか、その際の費用負担と責任のありかたが不透明なこと。
・ 民営化によって系列子会社への発注がされ、地元管工事事業者の仕事が減るなど地元経済への影響が懸念されること。
・ 自治体と民間企業の間の秘密協定の存在。また自治体が民間企業によって巨額な賠償金支払の提訴を受けた例が海外に存在すること。