活字真剣交際中:この人を選んだ理由と自分の思い込みからのリリース#３２

小田和正さんからの祝福(笑)を受け、真剣交際のフェーズに入った２９歳の私。
これからどんな交際になるのかな？
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活字真剣交際

私とまこちゃんは、結婚を前提としたお付き合いである真剣交際に入ったけど、まこちゃんは中国に戻ってしまった。
帰国まで会えないけど、連絡は毎日楽しく取り合っていた。

【メッセージのやり取り履歴】
私：たまちゃんの結婚祝のプレゼントを送ったよ！
まこちゃん：いいね！何送ったの？
私：ピクニックバスケット！たまちゃん、家族が出来たらお弁当持って、ピクニックしたいって言ってたの！

・・・

私：前職のメンバーとビアガーデンに行ったよ！
まこちゃん：外か！楽しそう！いいね！！今度、○○食べいこっか！

・・・

私：今日はこんなご飯作ったよ！
まこちゃん：うまそー！！まなみちゃんのご飯食べたい！俺はこれ食べた。中華料理は油だらけだから胃もたれする(笑)

・・・

メッセージだけのやり取りだったけど、毎日会話しているくらいの量のメッセージを送りあっていた。
とにかく、食べたものに関しての連絡が多かったかな(笑)

プロポーズを意識する

ある日の夜、仲人のゴッドさんからの電話がかかってきた。

ゴッドさん:「どう？山さんとの交際は順調かしら？」

ひとしきり最近のデートはこんな感じで、めっちゃ楽しくて、
あんなの食べてこんなの食べてとゴッドさんにテンション上がりながら、
どんな交際をしているのかを話した。

ゴッドさん:「ホント！山さんは素敵な方ね！
プロフィールの段階からずっと素敵な方だと思っていたのよ！
お見合いの時、私、ハンカチをお渡したじゃない？
普通の男性なら、ああいうのお断りする方が多いのだけど、
山さん躊躇わずもらって下さったじゃない？！
あの時、この方間違いないわと確信したもの！」

そうだったんだ！ゴッドさんも山さんの良さを分かってくれてたんだ！
何だか照れ臭い気持ちと、自分の選んだ相手が仲人さん公認という認定を受けたような気がして、このまま、山さんとの結婚への道を進んでも大丈夫だと確証を得たような気持ちにもなった。

ゴッドさん:「まだ、真剣交際に入ったばかりだけど、
どんなプロポーズされたいとかある？」

おー！プロポーズ！！想像してなかった！
プロポーズってそんなすぐくるのか？！？！
真剣交際だからそうなのか！
私、そのうちプロポーズされるのか！と頭で理解して、
どんなプロポーズがいいか考えてみた。

私:「んーーー。これじゃないととかはないんですけど、
プロポーズと言ったら、アメリカ映画の膝まづいて結婚してください。
指輪パカっみたいなやつですかね？」

ゴッドさん:「ふふふ。分かったわ。」

ゴッドさんが電話越しに、ほくそ笑んでいるような感じがした。
何か起こるのかな？楽しみー！そんな気持ちでゴッドさんの電話を切った。

プロポーズという言葉を聞いてなんだか、もうすぐで私結婚しちゃうんだ！と胸を膨らませた。

自分の変化

ふと、数ヶ月前までは、自分なんて誰からも好かれないから生きる価値がないとか、自分に対しては憤りを感じてたり、他人に対してはイラつきと怒りしかなかったような自分がどこかに消えているように感じた。

何がそんなに変わったのか？

私を認めてくれる人、まこちゃんがいるという事。

まこちゃんは、私という人間をすべて認めてくれた。
認めているという事を言葉で私に分からせてくれた。

今まで自分の存在を自分で否定し続けてきたけど、
まこちゃんは、自分がネガティブに思っていた事を全部肯定してくれた。

～～私のネガティブ思考～～

▼ネガティブ【身長が高すぎる。女なのに１７５センチもある・・・】
＜まこちゃんの発言＞
１７０センチ以上じゃないと異性としてみれないから、絶対身長の高い女の子がいい。
＜私の発見＞
え？身長が高い女性を好きな人いるんだ！！

▼ネガティブ【他の人と比べると変な性格だと思う・・・】
＜まこちゃんの発言＞
天然な感じがして可愛い！
＜私の発見＞
え？！可愛い？？そんな風に思ってくれる人いるんだ！！

▼ネガティブ【趣味が漫画アニメが好き。キモいと思われそう・・・】
＜まこちゃんの発言＞
自分も好きだから話があって楽しい！
＜私の発見＞
え？キモくないの？良かった！！

▼ネガティブ【普通の女の子よりいっぱい食べるから嫌われそう・・・】
＜まこちゃんの発言＞
むしろいっぱい食べる女の子の方が好き！！
＜私の発見＞
え？大食いな女を好きな人いるんだ！！

▼ネガティブ【婿養子、無理なんじゃないかな・・・】
＜まこちゃんの発言＞
大事に育ててきた娘ゆえだからご両親の気持ち分かるよ。そういうのは、一人で考えずに一緒に考えればいいじゃん！
＜私の発見＞
え？自分一人で考えないといけないと思ってたけど、一緒に考えてくれるんだ！！

いつも人から嫌われると思っていた事が、まこちゃんからするとそれは私の好きなポイントだったり、一緒に考えればいいという発想になるなんて驚いた。

こんな自分の事を好きになってくれる人いるんだ！
素のままでいることが許されるなんて！

私は人から嫌われると思い込んでたけど、そうではなかった！
全部、自分が勝手に嫌われると思い込んでた！
人からこんなにも好かれた事がないのもあって、まこちゃんへの感謝とまこちゃんを大切にしたいという気持ちがより大きくなっていった。

まこちゃんとの出会いから私の人生は一気に毎日が楽しい、晴れやかな日々に変わっていた事に改めて気づいた。

きっと、まこちゃんと一緒にいるだけで私はずっと幸せなんだと思うようになった。

信じられない行動

また、ある日の夜、
両親に電話をしようと突然思い立ち、スマホを手に取った。

自分から両親に電話するなんて、もうかれこれしてなかった。
電話は、いつも両親からかかってきて、元気なのか？ちゃんと食べてるのか？と良い大人の私に対して子供みたいに心配してくるので鬱陶しいなと思っていた。

口うるさい両親に自ら連絡なんてしたくない気持ちがずっと強かったはずだったけど。

でもその日は、仮に結婚する事が決まったら両親はどう思うか考えてた。
いきなり結婚するとか両親に連絡しようものなら、とんでもなく焦りそうな気がして、まだ結婚が決まった訳ではないけど、
一応、結婚を考えている人がいるという事を伝えておいた方が後々うるさくないかなと考えた。

自分から電話する事なんてないので、電話先の母は少し動揺していた。

母:「どうした？？なんかあった！？」

私:「あーいや、とりあえず、結婚を考えている人がいるよーっていう連絡です。」

母:「え？！！！！そんな人おったん？良かったねー！！家に連れておいでな！！」

母は、一瞬焦っているようだったけど、嬉しそうな声で家に連れてくるよう言ってくれた。

父も電話先に出てきて、

父:「どこの人？今度会わせてな！」

これで電話を切ると、両親は、どこの誰なのかきっと気になってしょうがなくなりそうな気がしたので、まこちゃんの素性を簡単に話しておいた。

とにかく強く言ったのは、結婚相談所で紹介してもらった人だから素性がちゃんとしている人で間違いないから安心してと言っておいた。

すると母が、
母:「そりゃーいい！結婚相談所なら大丈夫だわ！結婚相談所で結婚するのが1番いいと思ってたんよ。ああ、それなら安心だわ！」

結婚相談所での出会いにいたく共感してくれて良かった。両親は以前から私を結婚相談所に入れようとしてたりしたので、結婚相談所には信頼があるみたい。
というのも、両親自身がお見合い結婚だからというのもあるんだと思う。喧嘩ばっかりしている両親が上手くいっているのかは謎だけど（笑）

あと、きっと妹の結婚相手にかなり不満があったのもあって、私の結婚相手には理想を描いていたのもあるような気がする。

ともかく、両親に、私はそのうち結婚するというジャブが打てたことで、結婚へのハードルは無くなったも同然。

あとは、まこちゃんからのプロポーズを待つのみ。
次の会う時はどんな所に行くのかな？
まこちゃんの帰りを待ち遠しく思った。
つづく・・・。

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２９歳の私へのアドバイス

• 自分が人から嫌われると思っていた事がまこちゃんから見るとそうではないと気付けて良かったね。自分は人から嫌われると勝手に思い込んでいるから、人と変に距離を置いてみたり、自分を否定して自身の行動を制限してたんだよ。もう一度言うよ。誰に嫌われたら死にたくなる？この回答であなたの大切な人が分かるはず。そんな数はいないはず。その人たちだけ大切にすれば良い。誰にでも良い顔なんてしなくて良い。あなたはあなたらしく自由に選択して、自由に生きればいいとまこちゃんが教えてくれてる。

• 両親に自分から電話できた事はすごい成長だね！ちょっと前までは、自分から電話するなんて考えられなかったよね。何故こんな行動ができたと思う？結婚相手がいると言っておかないと面倒なことになると思っていたのもあるけど、大切な家族だから、1番に自分には大切な人がいると伝えることで両親を安心させたかったんじゃない？喜ばせたい相手に何をしてあげたら喜んでくれるか考えて、思い立ったら今回のようにすぐに行動に起こしていくと、苦手だった両親との関係も徐々に解れていってあなたが思い描く温かい家族の在り方に変わっていくからね。