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緊張ゼロ!プレ交際の初デート?で汗拭きハンカチが戻ってきた!そして次のお見合い、だるっ!#25
お見合いを6時間しても楽しかったと思える山さんと出会い、
また翌日に会うことになる29歳の私。
山さんのことはどう思っているの?
前の記事はこちらから💁♀️
初デートなのかな?
お見合いの翌日、また山さんと会うことになった。
お見合いの後、お昼を一緒に食べたり、お茶したりしたから、初デートという感覚はなかったけど、また会ってくれるのが嬉しかった。
待ち合わせ場所は、私の職場近く。
私の職場は、山さんの職場から1時間くらいはかかる場所だったが、
山さんは何の躊躇いもなく、近くまで行きますと言ってくれた。
私は、仕事を18時半にはサッサと切り上げ、待ち合わせ場所まで向かった。
待ち合わせ場所があそこだ!と遠くから認識できた時、もうすでにとんでもなく大きな人影があるように見えた。
山さんもういるわ!
昨日はどうも!という軽い挨拶をして、一緒にイタリアンの店に入った。
お返しのハンカチ
お店の人にメニューを渡され、私はじーっと、何を頼んだらいいんだとメニューを眺めていた。
私はメニューを選べない人・・・。
どれにしようと悩んでいるところに、山さんが、
山さん:「ピザとパスタを頼んでシェアしますか!」
と提案してくれて!是非!と提案に乗った。
注文した料理を待っている間に、山さんが百貨店の紙袋を手渡してくれた。
山さん:「あの・・・これ。ゴッドさんに宜しくお伝えください。」
紙袋の中身は、キレイに包装されていて中身が見えなかったけど、これがハンカチであると分かった。
山さんは、ゴッドさんから借りたハンカチを返そうとこんな短期間で用意してくれたんだ・・・。
多分、待ち合わせの時間よりずっと前に来て、百貨店でハンカチを選んでくれてたんだと山さんの気遣いを感じた。
私:「ゴッドさんに渡しておきますね!」
ハンカチを大事に隣の椅子に置いた。
山さんが中国に行ったきっかけ
でっかいピザ2枚、パスタ2人前、バケット2人前、サラダ2人前がきたので、
2人で分け合って食べた。
私も頑張って食べたけど、半分以上は山さんの胃袋へ(笑)
今日もまた、山さんのお喋りは止まらない。
山さんの身の上話を中心に聞いていた。
山さんは、26歳の時に会社を辞めようとしたらしい。
美味しいものを食べるのが大好きだから、当時イタ飯屋が流行り始めたくらいだったから、イタリアンのシェフになろうと決意し、会社の社長に退職を申し出た所、
社長が、辞めるのはいつでも構わんが、人生で本当にうまいもん食べたことあるか?世界3大料理の本場の中華を食ってみたいと思わんか?と言われて、
本場の中華食べてみたいですと退職を留まったらしい。
それからすぐに中国蘇州での勤務が決まり、なんだかんだ12年間中国を拠点として生活しているそう。
そんなことある?!(笑)
会社辞めようとして、中国生活12年って!!
中国語はどうしたのか聞いてみたら、
現地のうまいものが食べたくて中国人の人と一生懸命コミュニケーションをとっていたら中国人と間違われるくらい喋れるようになったと言っていた。
山さんスゲーー!!
私はアメリカに5年いたくせに全然英語話せないのに(笑)
話しの終盤、
山さんは、明日からまた中国に行かないといけないそうで、
帰国が1カ月後になるから、その前に私に会いたかったと言ってくれた。
私なんてものに会いたいと思ってくれるなんて嬉しいなと感じた。
次の帰国日は、ゴールデンウイークに重なるから、ドライブがてら大阪に吉本新喜劇を見に行きましょうと山さんが言ってくれた。
お見合いの時の私の話を、山さんは覚えてくれていたのだ。
私は吉本新喜劇が好きで、土曜日の昼のテレビで吉本新喜劇がやっているのをよく見ているけど、リアルでは見たことがないと伝えていた。
吉本新喜劇楽しみだな!!と次のデートにワクワクした。
電車のホームの間に吸い込まれる
食事も終わったので帰ることになった。
同じ地下鉄だったので、一緒に電車に乗ることに。
電車がきたので2人で喋りながら乗り込もうとした時、
私はホームと電車の間でよろめき、山さんがとっさに私の身体を支えてくれた。
山さん:「大丈夫っすか?!」
私:「すみません!ボーっとしていて!」
山さん:「なかむーさん細いから、ホームと電車の間に吸い込まれちゃうかと思いました(笑)」
私:「そんな細くないです(笑)」
そう言いながら一緒に笑った。
山さんといる時間は、笑っていることが多かった。
家に帰宅して、今日もありがとうございましたと山さんにLINEを送り、YouTubeで吉本新喜劇をみて今日も楽しかったなと眠りについた。
山さんは中国に旅立ってしまったので、
それからは、LINEで山さんと毎日やり取りするようになった。
新規のお見合い
しばらくして、ゴッドさんから電話がかかってきた。
ゴッドさん:「あれから、山さんとは連絡はとれているかしら?」
私が一回お食事にいって、連絡は毎日とれてますよと話すとゴッドさんは続けた。
ゴッドさん:「それは良かったわ!お見合いが1件決まったから日程調整するわね!」
私がお見合いの申込をした人が、お見合いOKの返事をくれたらしい。
お見合い相手のプロフィールを見たけど、この人にお見合い申込したっけ?状態だった。
<お相手のプロフィール>
◆年齢:34歳
◆身長:170㎝
◆年収:800万
◆職業:税理士
山さんよりも年齢が若く、年収は山さんより高い。
身長は私より低いが、条件面だけみると、山さんよりいいのではないかと思った。
でも、なんか分からないけど、このお見合いに行きたくないと感じた。
自分でお見合いの申込したくせに(笑)
後日ゴッドさんからお見合いこの日に決まったと連絡があった。
お見合い面倒臭いなー。
つづく・・・。
29歳の私へのアドバイス
初デートのお店での注文は、あんまり気心知れていない人とどう注文しようと一瞬考えていたけど、山さんがサラッとこうしましょうと提案してくれて内心楽だったよね。結婚する相手は、自分の苦手な部分を補ってくれるような相手がいいと思っていなかった?自分が思い描いた相手がちゃんと現れてきているんだよ。目の前にいる人が自分の結婚相手だなんてまだ何も気付いていないけど(笑)
山さんが中国で12年生活して中国語も堪能だということを嫌味なく言ってくれたことで、山さんを尊敬する気持ちが生まれたよね。人によっては、海外生活が長く語学が堪能であるということ自慢してくる人もいるよね。でも山さんは違った。たまたまそうなっただけというような感じで自分の経験を聞かせてくれるのが心地良かったはず。あなたは、他人へ横柄な態度をする人が大嫌いだったよね。山さんはそんな人じゃないって分かったはずだよ。
自分が選りすぐった人からお見合いOKの返事がきたのに、お見合いを面倒だと思っていたね。なんでそんなにこのお見合いが億劫だったのか分かる?このお見合いは、意味がないと分かっていたからだよ。
お客さんが答えを持っている根目
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