「自分の頭で考え、質問する」は成長の秘訣。若手エンジニアがオンボーディングで学んだこと
現在、新しいメンバーが続々とジョインしてくれているギフトパッド。
そのオンボーディングにおいて、一人ひとりに自分の成長を実感しながらスキルアップしてもらうため「実践の中で、自発的に学ぶこと」を大切にしているのが、当社の特徴です。入社後は先輩が後輩に伴走しつつも、「自分自身で考える力」を養えるようにサポートをしていきます。
今回は、そんなサポートを受けながら意欲的に学び、大きく成長を遂げている若手エンジニアの平田航大にインタビュー。
2023年3月に入社したばかりの彼は、どのようにギフトパッドでの仕事を学んでいったのでしょうか? 実際のオンボーディングの様子や、入社後に身に付いた力について聞いてみました。
独学で切り拓いた、エンジニアへの道
——最初に、これまでの経歴を教えてください。
大学を卒業後、2020年に新卒で専門商社に入社しました。受発注業務や得意先への訪問、メーカーのキャンペーン品のPR業務など、もともとはIT分野と関わりの少ない仕事をしていたんです。
入社から間もない段階で緊急事態宣言が出て、数ヵ月に渡って自宅待機を余儀なくされたことが、キャリア転換のきっかけになりました。時間の余裕が生まれたので「これはスキルを身につけるチャンスだ!」と思って始めたのが、プログラミング学習だったんです。
小学生の頃から身近にパソコンがあったので、実は昔からプログラマーに憧れはあったんですよ。当時は「数字の苦手な人が目指せる職種ではない」と諦めていたんですが(笑)。
いざ学んでみると、これがもう本当に楽しくて。開発職への関心が一気に高まり、IT企業への転職を決断しました。
——そこから、どのようにギフトパッドと出会ったのでしょうか?
エンジニアになることを心に決めて退職した後、独学と並行して職業訓練校にも通い、技術を学びながら、転職活動もスタートしました。ただ、実務未経験で自社サービスの開発を目指せるチャンスはそれほど多くはないんですよね……。
それでもなんとかエンジニアになる道を切り拓きたくて、必死に調べている中で知ったのが、経験が浅くてもチャレンジできるギフトパッドの存在でした。
会社を知っていく過程で『三方よしの仕組みを創造して「ありがとう」で満ち溢れる社会を共創する』というビジョンにも共感して、「ここで働きたい!」という気持ちが強まったことを覚えています。
——入社が決まったときは、どんな気持ちでしたか?
内定をいただいたときは、これまでの努力や熱意が認められた!と感じて、本当に嬉しかったですね。実務未経験を理由に諦めるのではなく、能動的に学んでチャレンジして良かったなと。
プログラミングを勉強してみて、試行錯誤した末に自分で思い描いた仕組みを実装できたときには、何にも代え難い達成感があることを知りました。
個人で取り組む小規模な開発であっても「こんなサービスがあったらいいな」と思うものを、自分の手で1からつくり上げられるところが、すごく面白かったんですよね。
だからこそ、それを仕事にできる喜びもひとしおで。「一刻も早くチームに貢献できるように、入社後は爆速で成長しなければ!まずは質の高いコードを書けるスキルを身につけるぞ!」と熱い気持ちを持って、2023年の3月にジョインしました。
「まずはやってみよう」実践メインのオンボーディング
——現在の平田さんの業務を教えてください。
私が所属しているシステム本部 基幹システム部は、ギフトパッドの様々なプラットフォームのベースになるシステムを開発している部署です。
入社からこれまでは、先輩のサポートを受けながら、簡単な改修作業や、既存システムから現在構築中の新システムへのデータ移行作業を主に担当してきました。最近は社内システムの開発プロジェクトにも参加しています。
——平田さんのオンボーディングは、どんな形で実施されたのでしょうか?
当時オンボーディングを担当してくださった先輩は東京オフィス、私は大阪オフィスと普段の勤務地が分かれていたので、SlackやGoogle Meetを活用したオンラインでのやりとりが中心でした。でも決して不便ではなかったですね。
ギフトパッドでは「主体的に業務に取り組むこと」が最重要視されています。ですから、「まずは私自身が現場で実践して、その中でわからないところを先輩に確認する」というサイクルを繰り返しながら、少しずつできる範囲を広げてきました。
先輩たちからは、作業内容だけではなく、スケジュールやタスクの管理方法や、エンジニアとしての“報連相”の重要性もよくアドバイスしていただきました。
独学でプログラミングを学んできたとはいえ、エンジニアとして実務を担うのは私にとっては初めての経験です。それゆえに、最初は納期順守の重みを実感できていなくて。入社当時はよく、自分のスケジュール認識の甘さを痛感していました。
——初めて経験する業務も多かったと思いますが、入社前と比較して、どんな力が身に付いたと感じますか?
1から10まで全部教えるのではなく、あえて“解決のヒント”だけアドバイスしてくださった先輩たちのおかげで、自分の頭で考える習慣が自然に身に付いたと思います。
「質問するときは、必ずわからないところを明確化してから」というアドバイスは、特に印象に残っています。「どう聞くべきかを考えることも成長には欠かせないから」と、「質問力」を高める上で重要なことを教えていただいたんです。
最初のころはわからなければすぐに質問していたんですが、今では少しずつ“自分なりの仮説”を持って質問できるようになってきました。
私の成長のために「あえて最初から全部教えることはしない」というスタンスで教えてくださるのが、とてもありがたいです。
ギフトパッドでは、入社後のキャッチアップにおける主体性は求められますが、決して放任というわけではありません。きちんと見守ってもらえているのを実感しています。
——キャッチアップするうえで、どんなことを大事にしてきましたか?
技術的な部分だけではなく「ギフトパッドが提供している様々なサービスそのもの」への理解を深めようと、今まさに頑張っているところです。
プロダクトに関する基礎知識がまだまだ足りていないので、ありとあらゆる情報を自分に落とし込んでいきたいという気持ちで毎日勉強中です。
システムの全体像を理解するのはなかなか難しくて大変ですが、ここがエンジニアとしての最初の踏ん張りどころだと思っています。
目指すは基幹システムのオールラウンダー
——入社してあらためて気づいたギフトパッドの魅力とは何でしょう?
私が扱っている基幹システムは、ギフトパッドが提供する、様々なサービスの基盤となる部分です。お客様のご要望に合わせて自由自在にカスタマイズでき、たくさんの方々の課題を解決できるプラットフォームの根幹に関われるのが嬉しいですね。
また、これは意外だったことでもあるのですが、開発部門に社交的で明るいメンバーが多くて、コミュニケーションが活発なのもギフトパッドの魅力だと思います。
勝手ながら、エンジニアは内向的な人が多いというイメージを入社前には持っていたのですが、全くそんなことはありませんでした(笑)。
風通しの良い職場なので、小さな疑問でも気軽に質問しやすく、いつも助かっています!
——楽しく働ける環境だからこそ、ますます成長意欲も高まっていきそうですね!最後に、平田さんの将来の展望を聞かせてください。
近い将来の目標は「先輩たちのサポートを受けなくても、基幹システムについて何でも説明できるレベル」になることです。先輩からも「部門を背負って立つ存在になってほしい」と言われているので、その期待に応えていきたいと思います。
そのためにも、先輩から教えてもらった「言われたことをただこなすのではなく、いかに自分で考えて、行動に移せるかが大事」という言葉を忘れずにいたいですね。
全体像の把握やタイムマネジメント意識など、少しずつエンジニアとしてのマインドが醸成されてきた今、改めて「ギフトパッドにジョインできてよかった!」と感じています。今の気持ちを忘れず、これからもスキルアップし続けていきたいです。
※所属は、執筆時点の情報です。
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