何をやるかより、誰とやるか。上場を経験した事業企画マネージャーに聞く、ギフトモールで働く理由
ギフトモールでは上場に向けて「事業企画部」を新設し、強固な経営基盤の構築とガバナンス強化に努めています。事業企画部を統括しているのが、経理財務部門でバックオフィスを支えてきた嶋岡です。
Anny立ち上げ当初から10年に渡り、同サービスのコーポレート全般を担ってきた嶋岡は、どのようなキャリアを経てギフトモールへと至ったのでしょうか。また経理財務として上場も経験している彼女の目に、ギフトモールはどう映っているのか、話を聞きました。
嶋岡 利枝
事業企画部 部長
経理財務マネージャーとして上場を経験。ギフトモールで事業企画部を担う
−ギフトモールでどのような仕事をしていますか。
1年半ほど前に新設された事業企画部にて、内部統制の構築や事業部の予実管理などを担当しています。事業部側で発生する売り上げなどの数字を取りまとめたり、新サービスの契約書の確認サポート、決裁フローの構築など、事業部のバックヤード全般をサポートしています。
−事業企画部はどのような背景で新設されたのですか?
今後の会社規模拡大に向けて事業部門の業務が適正に遂行されるための運用体制構築や各事業の業績管理が必須となります。よりガバナンス体制を強化すべく、事業と経理の間に立つ役割として新設したのが事業企画部です。
ギフトモールでは次々と新規事業や新サービスが立ち上がります。事業企画部ではその度に頭をフレッシュにして、サービスや事業に応じたフローを考え、体制を整備・構築する必要があります。スピード感を持って事業が進んでいくのでとても面白いです。
−嶋岡さんは現在に至るまでは、どんなキャリアを歩んで来られたのでしょう?
高校卒業後アメリカに留学し、簿記に出会いました。すごく面白いなと思って、経理財務に携わりたかったのですが、新卒から経理として働ける会社はほとんどなくて。英語がいかせそうなEC系のベンチャー企業に就職しました。
しばらく働いてやっぱり経理の仕事がしたいと、外資系企業2社で経理財務全般を経験しました。その後、某企業の経理財務マネージャーとして上場を経験し、2014年にトレンダーズ株式会社に入社しました。
トレンダーズではコーポレート全般を担当していて、そのなかの1つにギフトサービスのAnny(アニー)がありました。Annyは成長スピードを加速させるため、トレンダーズから分社化して株式会社BLTになり、BLTの株式譲渡に伴いギフトモールに参画しました。
Annyのコーポレート担当からギフトモールへ。新しい体制に感じた強い期待
−ギフトモールに至るまでを振り返って、思い出深い仕事や、転機になった仕事について聞かせてください。
やはり転機は、今のキャリアにもつながっているAnnyとの出会いです。Annyはサービススタート当初から、すごく新しいサービスだったんです。2015-6年くらいからソーシャルギフトに取り組んでいたり、ユーザー第一で掲載商品の選定をしていたり。写真一つをとっても、こだわりを持って撮影されていて、サイトも本当におしゃれにつくられていました。
元々はトレンダーズの一事業という位置付けでしたが、今後の成長を考えると分社化して、スピード感のある意思決定をした方がいい。そうした考えから、株式会社BLTとして分社化が決まりました。
私はコーポレート担当として、会社の登記から契約書周りの変更、人事労務や経理財務などバックオフィス全般を整えました。
その後BLTはギフトモールへと株式譲渡されました。経営体制が変わり、これまでとは違う、全く新しい視点でAnnyを見てもらえる。Annyの持ち味は生かしつつ、ギフトモールのノウハウが注入されることで、さらなる成長を遂げられるのではないか。大きな期待を感じたことを覚えています。
また、私個人としてはギフトモールに転籍となり、担当領域が一気に広がりました。当時はギフトモールのコーポレートもまだまだ未整備で。ゼロベースに近い状態から、コーポレート部門の立ち上げに従事しました。ベンチャー企業ならではのスピード感や、社員皆が同じゴールを目指す一体感。この環境が性に合っているようで、トレンダーズ入社からここまであっという間に10年が経過しています。
「この人なら絶対に上場を成し遂げる」経営者陣の魅力がモチベーションの原動力に
−嶋岡さんは上場経験者ですね。ギフトモールは上場を目指していますが、上場に必要なものは何でしょう?
経営陣だけではなく、従業員も一丸となって事業を大きくしていこうという姿勢。事業に真摯に向き合い、皆が同じ方向を向いている一体感はとても大切だと思います。
そもそも、上場はそう簡単になし得るものではありません。それでもギフトモールには十分その可能性があると感じています。それは藤田をはじめとする経営陣に、「みんながついていきたい」と思えるメンバーが揃っているから。
藤田には初めて会った時から、「この人だったら絶対に上場を成し遂げるだろう」と感じています。能力の高さはもちろんですが、いつも謙虚に皆の意見に耳を傾け、はっきり意見を言ってくれる。その人間性が圧倒的な事業推進力に繋がっています。
川崎のプロダクトにかける情熱や成功に向けた突進力、小川の冷静に物事の本質を見極める力。経緯陣それぞれの役割に対して、ふさわしいメンバーが揃ったうえで、事業にかける想いやゴールは皆、共通している。強い会社だと思います。
また、コーポレートの視点で大切だと感じるのが「誠実さ」です。会社がある程度大きくなってくると、事業の成長はもちろん、ガバナンスにも力を入れる必要が出てきます。その点、ギフトモールの経営陣はガバナンスに対しても真剣に向き合ってくれます。隠すこともなくごまかすこともなく、誠実に、一つひとつの問題に向き合って解決してくれる。従業員の立場からすると、とても信頼できるんです。
尊敬できる経営陣のもとで仕事ができるのは、私の大きなモチベーションになっていますし、ギフトモールの魅力の1つだと思います。
何をやるかより、誰とやるか。ギフトモールは「この人たちのために」と思える恵まれた環境
−ギフトモールの職場環境についても聞かせてください。働いている社員はどんなキャラクターの方が多いですか?
皆、すごく成長意欲が高い。一人一人が真摯に事業に向き合い、オーナーシップを持って取り組んでいると感じています。
それでいて、平たく言うと「いい人」ばかり。フルリモートですが、コミュニケーションにストレスを感じることがないんです。何か相談事があっても、気持ちよく答えてくれるので、とても話しやすいです。
−ギフトモールで働く魅力はどんなところにありますか?
子会社が増えたり新しい事業を始めたり。次から次へと新しい挑戦がやってくるんですよね。だから私も飽きることなく楽しく働けているのだと思います。
あとは、ある程度キャリアを積んだからこそ「何をやるか」より「誰とやるか」が大事だと感じています。特に私の携わるバックヤードの仕事は、ベースとなる業務内容は転職してもあまり変わりません。
そうなると、何をやるかより誰とやるか。Annyに関わり、魅力的なメンバーと切磋琢磨して事業を成長させていく一体感ややりがいを味わってから、より、そう思うようになりました。
また、私自身は事業をゼロイチで作ることができないからこそ、いかにボードメンバーを支えられるかが求められています。数字周りの情報や、事業の状況を適切に捉え、彼らがスピード感のある意思決定をできるよう、サポートする必要があります。
私も人間なので(笑)「この人たちのために」と思えるかどうかはモチベーションを大きく左右します。そういう意味で、ギフトモールには心から尊敬できる経営陣が集まっています。まさに「この人たちのために、自分ができることをやりきりたい」。そう思える環境は本当に恵まれていると思います。
−嶋岡さんがギフトモールで個人的に実現したいことについても聞かせてください。
ギフトモールは向こう数年というスパンではなく、10年後も20年後も、成長し続けるポテンシャルを持った会社だと思います。
事業をさらに拡大するためにM&Aや海外展開も積極的に行っていくと思うので、個人的にはその辺りのお仕事にも携わっていけたらなと思っています。
−最後に、どんな人にギフトモールにきて欲しいですか?
まだまだベンチャー企業なので、日々発生する新しい仕事を楽しめる人が一番。スピード感を楽しみながら、挑戦を厭わない方に来ていただけると嬉しいですね。
特に私が管轄している事業企画部は、ギフトモールの全部署とコミュニケーションをとりながら、バックヤードとフロントの間に立つ部署です。事業の仕組みを理解した上で、色々な人とのコミュニケーションを楽しめる方に是非来ていただきたいです。
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