入学後3か月で 不登校になりました。 #11 学校の嫌なところ探し名人
こんにちは。
子供と「超」真剣に向き合う母NOAです。
現在、小規模特認校に通う小3の娘が
小2だった頃のお話です。
これまでの葛藤、変化を綴っています(^^)
前回の投稿はこちら⇩
学校の嫌なところ探し名人
知能検査を受け、学校にも特性を伝えた頃から、
ナツコは【学校の嫌なところ探し名人】になっていた。
不満が募り、反抗的な思考にもなっていた。
とにかく学校の先生と考え方が合わない。
具体的にはこんな感じだ。
学校の考えや方針
・みんなに合わせましょう
・みんなと同じ課題をやることが大切
・言われたことをやる子、先生のことを素直に聞く子が学校では褒められる
・効率が悪く、矛盾が多いが、それに疑問を持ち質問しても「ルールだから守りましょう」となる
・子どもに、100%をもとめてくる
・先生の言う方法で(先生の言う範囲内の方法で)やる
ナツコの考えや方針
・自分の探究心を邪魔されたくない
・みんな知的レベルが違うなら学力別にクラスを分けてほしい
・現時点で100%できなくても、できる範囲でスモールステップが大事
・自主性に任せてほしい
・子どもの主張にも耳を傾けてほしい
・ルールを守ることが目的となってしまっているルールの意味がわからない
・答えは一つじゃない、いろんな方法を試したい
特に【子どもに、100%をもとめてくる】というのは、学芸会練習が始まった1月ごろによく言っていた。
台詞も覚えた、立ち位置も覚えた。
それなのに今日も練習?明日も練習?
もう、いい加減いいよ。
繰り返しの練習。
待っている間は静かにしなさい。
そんな雰囲気が嫌で嫌で。
でもナツコは【できない】のではなく
その状況が【嫌い】だった。
みんなに合わせてできているからこそ、
先生たちはナツコの我慢に気が付かない。
いや、気が付いていたとしても、
合わせて当たり前の世界。
我慢して学校のやり方に合わせてはいたナツコは
その時間が大嫌いだった。
しかし、ある日の練習で
ナツコの限界が来た。
セリフを全部棒読み。
やる気なし。
やはり、先生から
「ちゃんとやって。何でやってくれないの?」と言われたそうで。
だから嫌なんだよ!!!
と。
私はもう十分頑張ってる。
学芸会は嫌いじゃない。楽しいよ。
でももう、自分の中では一生懸命練習した。
もう、こんなに毎日やる意味ある?
細かすぎる。
頑張ってるのに、もっと、もっと、って。
どんどん、やりたいって気持ちから
無理やりやらされている感じになっていく。
そう。
ナツコは自主的に頑張りたいんだ。
学校の学芸会に対する目標は、
より良いものを作り上げるために、細かい指示を出して、繰り返し繰り返し何度も練習すること。
けれど、ナツコの学芸会に対する思いや目標は
みんなで楽しくやること。
ベクトルが違う。
学校って変。
学校っておかしい。
そんなことをよくナツコは言っていた。