9期ゲートボール(遊戯王)の魅力(サンプルデッキ多め)
こんにちは
ラインスタンプ作家の工房伊吹です
今回は遊戯王について語りたいと思います
ご高覧よろしくお願いします
軽い自己紹介と序文
名古屋出身在住です
平成生まれの遊戯王直撃世代です
カードゲームだと開闢が馴染み深い世代です
アニメだと遊戯さん世代です
現代遊戯王はおやすみ中です
【閃刀姫】は持ってます
リンクショックはギリギリ堪えました
VRAINSが私には面白かったからです(リボルバーがかっこよかったり、遊作が魅力的だったり)
そのあとVRAINSが打ち切り?にあいアニメはOCGからラッシュへ移行しました
OCGのアニメ放送が終わって現代遊戯王へのモチベーションが下がりました
ただ遊戯王自体はいまだ好きです
そのような背景から今は過去環境で遊ぶ、いわゆるゲートボールで遊んでいます
そのゲートボールの中でも今回は2014〜2016年における9期ゲートボールについて語りたいと思います
ラインスタンプ作家なのでスタンプを作っています
よければ
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他のゲートボール環境との比較(魅力)
レシピが漁りやすい
私はデッキ構築をする際、たたき台としてまずレシピをネットから拾い、あとで微調整をかける派です
現行環境だとレシピがたくさんあります
ゲートボールだとどうでしょう
カオス、シンクロ期辺りはネットが今ほど整っていませんでしたので、レシピがなかなか見つかりません(ゲートボール有志の方がレシピをあげてくださっていますが、ここでは割愛)
カード検索が閉鎖したのが痛手です(個人的な感想)
エクシーズ期辺りからは調べても出てくる期がします
9期はネットがすでに整っていましたので、レシピが簡単に見つかります
でもカード検索が閉鎖したのが痛手です(2回目)
けどきっと見つかります
レシピを見つけやすいのは、地味ながらなかなか魅力的です
管轄外のデッキですと枚数配分がわかりません
レシピを見たら解決です
でもカード検索が閉鎖したのが痛手です(3回目)
裁定周りの整備がなされている
8期まではコナミ語と呼ばれていたほど難解なテキストでした
チェーンブロック作る?作らない?
対象とる?とらない?
これはコスト?効果?
9期はテキストが一新されました
テキストを読めば大体の裁定は読み取れます
ダーク・シムルグを例に挙げます
初版より明らかに挙動がわかりやすいです
9期テキストは
チェーンブロックを発生させて特殊召喚だよ、除外はコストだよ、属性追加は場だけだよ (他の領域では追加しないよ)
と読み取りができます
とてもわかりやすいです
あとは遊戯王wikiといったファンサイトでなく公式のデータベース設立が9期です
wikiの記述、読み物としては楽しいですがルール参照となると少し怪しいです
それに加えwikiベースなので誰でも編集可能→恣意的な裁定記述が惹起する
公式データベースは公式なので担保としては十分です
9期なのでデータベースが使えます
エクシーズ期までですと、一部の裁定はこの期間はこの裁定、違う期間だとまた別の裁定と時期によって裁定が二転三転していた気がします
(大体の裁定は不可逆的です)
ファンサイトであるwikiを頼っても、どうしても限界があります
9期ゲートボールなら発生の順序からデータベースが使えます
このように9期ゲートボールは
テキスト整備✕データベースの設立
と相乗的に裁定周りが整備されています
デッキパーツが見つかりやすい(あと安価になった)
ゲートボールあるあるで「デッキパーツが絶版で見つからない」があると思います
2012年の【カラクリ】ですら構築に難渋しました
絶版のカードを探すーそれもうん年前に絶版ーのって宝探しみたいで楽しいですよね
ですが体力と時間を使いますよね
見ているストレージに必ずしも入っているとは限りませんし
9期は比較的最近です(6,7年前ですが)
探していたあのカードもストレージではなくケースということも往々にしてあります
探す手間が省けます
【ネフロード】(ゲートボール)を組んだことがあります
【ネフロード】なのに切り札であるヴァンパイア・ロードの2枚目が見つからない・・・
カードショップに出向いて店員さんに「ヴァンパイア・ロードないですか?」と聞いたり、ストレージ漁りしたりしました
ですが見つからない
探す楽しみもあります
反面なかなか見つからなくて歯がゆく思ったり・・・
閑話休題
9期テーマは12期の現在でも再録がよくなされています
例えば11期のパックですが
SELECTION 5
このパックだけで【召喚獣】【列車】が構築できます
当時のトーナメントシーンで大活躍したアーキタイプです
同時に高額デッキ でした
当時は手が出せなかった高額カードや高額デッキを振り回すのもゲートボールの醍醐味だと思います
少し脱線しましたね 列車だけに笑
このように再録が今でもなされているので本当にカードが集めやすいです
あと絶版と言ってもまだ年季はそこまで入っていませんから、比較的探しやすいと思います
手札誘発が今ほど存在しない
現代遊戯王と9期ゲートボールの異型度として手札誘発の質と量があげられます
現代遊戯王は灰流うららをはじめとした手札誘発が主な妨害手段です
9期も手札誘発を使います
しかし現代と違い必須ではありません
罠や速攻魔法が妨害手段として機能しています(制圧系のモンスターも相手を妨害します。罠はあくまで手段-中継ぎであり、一方制圧系のモンスターは目的-着地点だと考えています)
伏せ破壊も横行しています
ツインツイスターや無制限のサイクロン・・・
本命の罠を守るためにブラフも混ぜて複数セット→複数セットの裏目として羽箒で一掃される・・・
しかし本命だけだと伏せ破壊に脆弱・・・
といったジレンマ
逆に伏せ破壊をする側は複数伏せられた罠から的確に打ち抜く技能が求められます
フリーチェーン系と神カウンターが重用されていたので
フリーチェーンを打たれてもいい盤面で伏せ破壊、神カウンターは適切に破壊ないし踏ませる
といったゲートボールならではの古き良き駆け引きがあります
(現代遊戯王と手札誘発を非難する意図はないです)
ペンデュラム召喚が忌憚なくできる
皆さんは ペンデュラム召喚は好きですか?
私は大好きです!
ゾンビ戦法もできますし、自分から破壊→P召喚で復活で驚異的な展開をしたり・・・
・ペンデュラムモンスターというだけでテキスト欄が増える、したがって記述できることが 多くできるためカードパワーが増加しやすい
・ペンデュラム/通常モンスターは実質効果モンスターでありながら通常モンスターサポートの対象である
そんなペンデュラムモンスターは本当に魅力的です
9期で登場したペンデュラム召喚/モンスターは新マスタールール(10期)で弱体化しました
甲論乙駁あったマスタールール(10期)でしたがマスタールール(11期)でペンデュラム召喚以外はマスタールールのように制約なく召喚 できるようになりました
ペンデュラム召喚は依然として弱体化のままです
しかし9期ゲートボールなら当時のルールなので忌憚なくペンデュラム召喚ができます!
9期に輩出されたパワーカード、コンボが使える
プトレノヴァインフィニティ
十二獣
餅
旧神ノーデン
セプスロ
やられてもやっても楽しいですね
サンプルデッキ集
HAT(ハンドアーティファクト蟲惑魔)(2014/04/01制限)
光天使シャドール(2014/04/01制限)
クリフォート(2014/07/01制限)
影霊衣(2014/10/01制限)
HERO(2014/10/01制限)
列車(2015/01/01制限)
クリフォート(2015/01/01制限)
HEROークラウンブレード&プトレノヴァインフィニティ&簡易ノーデン入りー(2015/04/01制限)
HEROーフレシア採用ー(2015/07/01)
EMEmー黎明期ー(2015/10/01制限)
彼岸(2015/10/01制限)
命削りクリフォート(2016/01/01制限)
SR幻影彼岸(2016/04/01制限)
餅HERO(16/07/01制限)
SR十二獣(2016/10制限)
AF壊獣召喚獣(2016/10制限)
終わりに (おまけも)
ここまでよんでくださって、ありがとうございます
迷いやすいところを書いておきます(おまけ)
・14/10/01までは大嵐、15/01/01からハーピィの羽根帚
・デビル・フランケンは14/02/01 で禁止から制限→14/07/01で無制限 → 16/10/01で制限
・虚無空間は15/04/01 で制限入り(それまでは無制限)
・《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》は 16/01/01 で禁止 (それまでは無制限)
・《ラヴァルバル・チェイン》は16/04/01 で禁止(それまでは無制限)
・《PSYフレームロード・Ω》は 2016/10/01 で制限(発売が15/8/16なので【PSYフレーム】や【シンクロダーク】を組みたい方は注意)
・《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》は15/01/01から(マンガが3/4刊行)
・フレシアの蟲惑魔は15/7/1制限から(ディメンション・オブ・カオス発売が7/18)
・神の通告は15/10/1制限から(ブレイカーズ・オブ・シャドウ発売が10/17)
・命削りの宝札は15/10/1制限から(MILLENNIUM PACK発売が12/19)
・《グローアップ・バルブ》は 15/10/01 に禁止→制限
とりとめもない私見(読まなくても大丈夫です)
・【HERO】って息が長いテーマだなと
他の時代におけるゲートボールも掛け持ちしていると【HERO】の理解度や熟練度が持ち越し?できるから他のゲートボール環境でも【HERO】を使うとなにかと捗ります
【HEROビート】を2011年環境で使いながら、【餅HERO】は2016年環境で使うみたいな感じで
・9期は毎パックごとに明らかにインフレしてて、すごく楽しかったです
初期はなだらかな漸次的、しかしクラッシュ・オブ・リベリオン、クロスオーバー・ソウルズで一気に段階的なインフレをした覚えがあります
レギュラーパックはもちろん特殊なパックもパワフルでスポイラーを読む度にワクワクしました
・どの召喚法(シンクロ−融合−エクシーズ)も使用耐え得る強さで戦略に幅が広がった気がします
シンクロ−エクシーズ期は商業的なアレで露骨な制限をかけたり(例:エクシーズ期におけるシンクロ規制)、そもそも融合モンスターは一部を除いて使用するには怪しい強さだったり(融合ってシンクロ、エクシーズと違い構築段階から融合召喚をすごく意識しないといけないのに)・・・
戦略が広がりすごく楽しかったです
トーナメントレベルでも素の《融合》魔法カードを大真面目に入れる日がくるとは・・・
・【SPYRAL】は区分のされ方によっては9期テーマです(海外先行の兼ね合い)
当時の【SPYRAL】はリンク召喚ひいては《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》がまだ登場してないときでしたから、挙動が違いました
ランク1モンスターを量産していた覚えがあります あとは ラスト・リゾートとボルテックスでビート
・【DDD】は2〜3枚を組み合わせて戦うコンボデッキです
しかしコンボパーツが広範である(ラミア、ケプラー、地獄門、スライムなど)、コンボパーツがサーチしやすい
とコンボデッキとは思えない安定性がありました
展開ルートの暗記は難渋しますが、裏を返すと専門性が高いことを意味しています
なので【DDD】に対しては「どこを妨害したらいいかわからない」問題が惹起しやすいと思います
ある種の情報アドバンテージです
ラミアを蘇生できる回数を鑑みるとなんとなくの最終盤面は予想できます
展開ルートを暗記しても、罠で妨害されてルートの修整を余儀なくされたり・・・
アドリブも重要です
壊薙王アビス・ラグナロクが強いです
盤面を崩したり 蘇生したり
・【RR】、黒咲が好きだったので当時構築していました
アルティメットファルコンが強いですよね
先攻ならアルティメットファルコンを設置→後攻で切り返えされる?→切り返えされてなかったらそのまま火力を噴く置物とビート要員で、されていたら(≒多分相手の場に生物がいる)各種エクシーズ体で生物をどつく
と反逆しやすいRRにとって便利な生物でした
アルティメットファルコンでビートしていたら勝てたこともしばしば
アルティメットファルコンへアクセスするにあたりラストストリクスをよく使っていました
ラストストリクス→サテライト→サテライトにスキップフォース→アルティメットファルコン
ご推察の通りアルティメットファルコン過激派でした
なのでアストラルフォースまで3投してアルティメットファルコンでオラついていました
アルティメットファルコンとNo.77 ザ・セブン・シンズのシナジーも見過ごせませんお手軽4000打点、破壊耐性あり
強いです
RUMが引けてなくても、なんとかなります
RUM-ソウル・シェイブ・フォースは楽しいです
けど9期RRで出すサイバー・ドラゴン・インフィニティはあまり脅威になりません
素材が1〜2個なので打点で突破されやすい、僚機や後ろが制圧向きではない、ライフを半分払うから本体のライフが不意に0になることも
制圧として使うのではなく、伏せカードへの牽制と制圧系の生物の除去として使うと無難です
・【インフェルノイド】、メインを60枚にすると強いですよね
40派と60派に分かれると思います
ゲーム運びへの意識の違いー安定性をとるか爆発力をとるかーだと思います
対面のことも考えると本当に難しいと思います
私は60派でした
リンク期ですが【魔王ノイド】も一瞬使ってました
挙動が面白いですよね
【インフェルノイド】のリストで左腕の代償はよく採用されています
私も使っていました
使う度にシャンクス(ワンピース)を思い出してました
腕の一本くらい安いですよね
ここまでご高覧くださってありがとうございました
ラインスタンプ作家なのでスタンプを作っています
よければ