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ギフテッドの謎に迫る〜どこまでわかったのか

 一気に秋がカムイミンタラから降りてきた。寒暖差の激しいこの時期は血圧の制御が難しい。歳だからしゃーないか。遅ればせながら,「ギフテッド・2E学会」の申し込みをした。12月の高知は暖かいのかな。酔鯨を飲みながら温泉でぬくぬくしたいな。

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 高知に入る前に大阪のドーンセンターで「ギフテッドの謎に迫る~知的機能,過度激動,社会性」をテーマに話をするのだ。こちらの方も準備を始めている。テーマはウタフリスの「自閉症の謎を解き明かす」をパクリ・・・いまだ解明できていないので迫るで(笑)

 10年前に比べるとギフテッドの認知度は上がった。しかし,多くの人のイメージはギフテッドって天才とか,頭が良いとか,才能を持っているとか,障害を持っているとかよく分からないけれど優秀な人たちのことかな
きっとそんな感じなんだろうな。
 今回は「ギフテッドってなんだろう」・・・ ギフテッドを織りなしているギフテッドネスについて話をしていきたい。今までの臨床研究のまとめ。

 過度激動,知的機能そして社会性を軸にして話を展開しながらギフテッドネスに迫ることに。

 高い知的機能は過度激動から生み出されたものであり,強みと言える。逆にそれ感受性の強さや感覚過敏は,過度激動が生み出す弱みと言える。メモリの針が左右に振り切れている。
 高い知的機能が過度激動が生み出した産物。だとしたら,どのようなシステムになっているのか?言い換えれば,ギフテッドの脳のシステム構造はどうなっているのか?

 社会性に関しては高い知的機能が幼少期におけるコミュニティでの仲間作りに躓いてしまった。とりわけ幼児期から低学年の時期は同質的な集団で触れ合うことが異なる世界を知る足がかりになると考える。
 それが自己理解を助け,社会への扉を開くことになるのだ。
 子どもたちが「ギフテッドネス」を知ることがより大事。


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