過去に行ったとこ:東京都小笠原諸島
最難関の離島へ
働きながら青ヶ島に行ったのもなかなかリスクが大きかったのですが、更に難易度の高い、行ってみたい場所もありました。東京都の小笠原諸島です。ここは空港がなく船でしか行けないのですが、船の便の関係上、乗ったら強制的に島に5泊する事になります。そのため、船の出港と帰港日を休日と合わせなければなりません。偶然、会社を退職し長期のお休みをいただけるタイミングだったのでこの機会は活かさねばと、小笠原行きを決意しました。
下手すると海外より遠いかも
小笠原諸島へのアクセスは、東京都の竹芝ターミナルからおがさわら丸というフェリーに乗って約24時間かけ、本州から約1,000km離れている小笠原諸島の父島の港を目指します。東京までの新幹線があっという間に思えるくらい、船内ではゆったり過ごしました。
初めての大型フェリー
青ヶ島に行った時のあおがしま丸は、小型の船の雑魚寝スペースで過ごしながらの数時間だったので、船内を見ることもあまりなかったのですが、今回は24時間の大航海。いろいろ見てまわりました。
美しい碧い海と日差しが眩しい南の島
寝て起きると、船はかなりの距離を進んでいました。外に出て周囲を見渡すと遠くに小さな島が見えます。小笠原諸島は父島・母島だけでなく周辺にも嫁島や聟島などの島が点在しているので、本命の父島・母島が近い証拠です。父島に到着すると、碧い海に綺麗な港が広がっていました。
小笠原まち歩き
天候に恵まれたのもあって、日差しはかんかん照りで痛いくらいです。さすが最南端の島。島内を巡って見つけたものをご紹介します。
碧い海へダイビング
ダイビングスポットとしても有名な小笠原は体験ダイビングやスクールをやっているお店がたくさんあります。免許は持ってないので、体験ダイビングに参加してきました。
母島バイクツーリング
すぐ隣の島、母島も訪れました。父島よりも自然が豊かで静かな島でした。レンタルバイクを借りて一本道を走り、島の端まで行ってきました。
また戻ってきたい
小笠原諸島は東京からの船の便の関係上、出発してからは強制的に5泊6日の旅行になります。それでも、島の自然や空気をアクティブに楽しみながら、時にはゆったり過ごしながら過ごしていると、出発の日はすぐにやってきます。
見送りに来てくれた宿のお父さんに手を振り、船に乗り込みます。デッキに出ると、他の宿のスタッフや本州に引っ越す家族の見送りの人もいました。
時間になりゆっくりと船が動き出すと、今度は漁船やダイビングスクールの船が並走してきました。盛大な見送りです。島で過ごした時間が思い出され、少し寂しくなります。またいつか戻ってきたいなと思います。