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習慣化のいろは〜習慣化術50から59まで

少し間が空きましたが、まだまだ続きますよ。

さてここからは習慣化術50から59まで。

きっかけ編
1から10
11から20
21から30
31から38
39から49


ここからは、Kindle Unlimitedにより、読んできた習慣化関連の本を通して、学んできたことをまとめて、私なりに習慣化のコツを示したいと思います。

Kindle Unlimited必勝法はこちら!ぜひ試してみてください。


50 書くという昇華

スランプに陥ったら、とにかく原因を書き出せ。

スランプに陥った時、大切なのは一旦冷静になることです。

冷静になるには、頭の中にある不安や知識や欲望や、そういうものを全て書き出す。

それで頭をいったん、空っぽにすることができます。

そこに新たな考えや、アドバイスや、知識が入る余地が生まれます。不安でいっぱいの人は、もうそのことしか頭の中にないため、仮に有効なアドバイスをもらっても、それを受け入れることができません。

ここは冷静になって、紙などに書き出し、そして頭の中からその不安の種を吐き出しましょう。

吐き出せば、水泳の息継ぎのように、自然に、有効な考えが入ってきます。

そうすればストレスは、意外と大したことがない、と感じる。


書くという行為は、しゃべるのとは違い、いったん手を使って、紙に文字を書く、と何個も過程を経ているため、より排出度が高くなります。

ただ書くだけ、試してみてください。

51 ストレスが溜まっていると感じた時、口に出す

瞬きが増えると緊張している証拠。

ストレスが溜まっているということを、あえて口に出す。

12とも共通しますが、これはできるだけすぐに口に出すこと。

口に出すことで、少なくとも脳の中に入っていることを、いったんアウトプットする。

習慣に関する様々な本は、アウトプットが非常に大切であるということを説いている。

だから、「ああストレスが溜まってきた」と呟きます。

それだけで少し軽くなる。本当です。

また、瞬きが増えてると緊張している証拠、という実験があります。

だから瞬きが増えていると自覚すれば、すぐにアウトプットを繰り返しましょう。

すなわち、口に出して今の状況を自分に説明するのです。

それだけですぐに解決するということはありませんが、現状を把握してそのストレスについていくらか軽減することはできます。

そこから少し冷静になって考えることができる。

積極的に口に出すということを繰り返しましょう。

適切なストレスの効果を知ると、冷静に自分を見つけることもできます。


52 我慢は明日の敵

誘惑に対し、ただ我慢するだけだと結局反動で逆効果。

我慢するだけでは、あまり意味はありません。

誘惑に対してはある程度、それを実現させるということも時として大切です。

なぜならそれを制限することで、結局反動して、逆効果になってしまう可能性が高い。

人間はそんなに強い生き物ではありません。

そういう性質というものを認めた上で、習慣化というのを考えなければなりません。

突発的なストレスがかかってきます。

それを防ぐことはできません。

だから、むやみにひたすら我慢するだけではいけません。

我慢できないことは、もうやってしまっていい。

それが犯罪でない限り、やることに何ら咎められることはありません。

それをやった上で、次に自分が我慢すべきことを考えます。

そういう風にして生活は成り立っているわけです。

悪習慣を断つコツについては、後ほど触れます。

53 緊張の際の深呼吸はとても効果的

6秒吸う3秒止める10秒吐く深呼吸の瞑想。

ストレス軽減の基本です。

緊張した際には深呼吸がとても有効です。

自分なりの方法で良いと思います。

例えば、6秒吸う3秒止める10秒吐く、これだけで簡単に瞑想までできる。

たった20秒です。

自分が「深呼吸をしている」と自覚をすると、さらに深呼吸として必要な効果を高めます。

深呼吸で一旦落ち着き、次の行動を予想します。

そうなったらもうしめたもの。

緊張しているのは誰でも同じです。

深呼吸によって緊張をいくらか和らげ、現状を把握し、次の行動に移る。

なんと綺麗な流れでしょうか。

冷静になるということは、緊張を半減するという大きな要素です。

そのための手法として、深呼吸をぜひマスターしてください。

54 自宅では気力がほとんど減らない

テレワークの隠れた効用。

最初に自分の城を持つ大切さを説明しました。

多くの人にとって自宅というのは、自分の最後の城です。

精神的にも、肉体的にも、その中に入ることによって、自分は守られているという実感を得ることができます。

コロナ禍において、テレワークが浸透したことにより、自宅での仕事が当たり前になりつつあります。

非常に喜ばしいことだと感じています。

ただし、職業によっては、馴染まないかもしれません。

私が勤めている市役所の仕事も、高齢者による窓口での手続き対応がその業務の半分ぐらい占めているため、テレワークにはあまり馴染まないものです。

テレワーク自体は制度としてあるが、結局、窓口対応が減るわけではないので、不足分はテレワーク者以外がやっているだけです。

できる業種であれば、できる環境にあれば、どんどんテレワークを取り入れていけばいい。

私もテレワーク、何度かやってみましたが、確かに気力が減らない。

自宅の守りの強さを感じずに入られません。

55 複数の収入源を持つことの大切さ

副業は正義だ。

Kindle出版もその一役を買っている。

精神的な支柱を得る上で、収入は非常に大切です。

たくさんは必要ないかもしれないが、一定額は必要です。

それによって快適に暮らすこともできる。

だから稼ぐことをバカにするのはナンセンスです。

まず本業としてやっていることを、基本に置いた上で、副業を始めましょう。

これは余裕があればする、のではありません。

人生においても必要なこと、もはや必須です。

おすすめの職業として、まずもちろんKindle出版があります。

理由は色々ありますが、リスクなしで趣味としてできることでしょうか。

このKindle出版の有効性については、拙著「一般人のためのKindle Unlimitedアウトプット術」を一読ください。

また、副業も自分の城となる。

ここでしっかりと自分の立場を確立する。

そうすることによって、本業にもいい影響を与え、ストレスも軽減します。

副業で、あなたの中の多様性を作ろう。

56 人は長く時間を共にいる5人を平均した人生になる

嫌な人とは付き合わなくていい。

周りの人から自分はどのように見えているか。

人は、結局、自分が共にしている5人を平均した人生になるようです。

だから気をつけてください。

嫌な人のそばにいれば、自分もその嫌な人になっていきます。

嫌な人がいれば、「ストレス体操」として受け入れておいて、そばに長くいないことです。

理想的な自分になりたいのであれば、自分が理想とする素敵な人の側にいましょう。

そういう人はエネルギーが強く、そのそばにいるだけで、自分もエネルギーをもらうことができます。

それだけでもメリットです。

その真似することから始める。

太陽の温もりは分け隔てなく与えられる。

だから嫌な人のそばにいてはいけません。

さりげなく、遠くに行きましょう。

例えば話の長い人は会社に損失を与えている。

話の長い人は会社やその周りの人に損失を与えています。

その話がとても面白く、ためになるのであればいいのですが、大抵は独りよがりの長話です。

そういう人の話は聞かずにすぐに立ち去りましょう。

57 通りがかりの一言に気持ちを込める

昨日の敵は今日の友。

仕事でも家庭でも地域でも、必ずコミュニケーションが必要です。

そのコミュニケーションにも色々な種類があり、具体的に仕事を共にしているような場合、ただ同じ屋根の下にいるという場合と多種多様です。

仕事でいえば、いつも顔を合わせ挨拶はするけれど、一緒に仕事をしたことがないという人もいるでしょう。

大きな組織であれば、そういう人もたくさんいるのではないかと思います。

通りすがりの一言に気持ちを込めましょう。

いつ仕事を一緒にするかは分かりません。

その時に少しでも気持ちよく仕事ができるように、良い印象を残しておきましょう。

方法としては簡単です。

ただ挨拶した際、少し笑えば良い。笑顔の効力を信じてください。

ブスっとした人とはあまり仕事をしたくありませんよね?

正直付き合いたくない、それが人情というものです。

機嫌が悪い時もある。

しかし、すれ違う瞬間は少し笑いましょう。

笑うと不思議と楽しくなってきます。

楽しいから笑うのではなく、笑っていると楽しくなってくる。

脳をごまかしましょう。

58 かたまりを見つけてほぐす

スランプの原因は塊になっている。

肩こり、腰の痛みなど体の不調があると、整体師などプロはその固まっているところを見つけてほぐすのが上手い。

ほぐされるだけで、なんだか体が軽くなったような気がしますね。

(私は経験がありませんが、そうでしょう?)

同じようにスランプの原因も塊となっています。

これをまず見つけることが大切です。

それを見つけさえすれば、その塊をほぐすことができます。

このほぐし方についてもコツはあります。

まずできるだけ、細かく掘り起こすこと。

その上で達成可能である具体的な方法を書き出していく。

そうすると、あんなに固そうに見えた塊も、いつかはほぐせそうな気がしてきます。

まず塊を見つけましょう。

大丈夫、意識して探せばすぐに見つかりますよ。


59 あらかじめ準備できる5分の運動

結局、運動は必要。

運動をバカにしてはいけません。

て、誰もバカにしていませんね。

大切なことはわかっている、けれどできない、ですね。

5分とは言いません、30秒でも運動はできます。

手を大きく回す、首を回す、などのストレッチだけでも、簡単にできて気分がほぐれる方法です。

これをあらかじめ準備しておきましょう。

準備といっても、関連本を買ってそれについて熟読しておく、ということでなくてもいいんです。

ただ、30秒あればここを回す、自分はここが固まりやすいのでそれをほぐしていく、ということを意識することだけで十分気分転換になります。

ストレスと戦うためには強靭でなくても良い、しなやかな肉体が必要です。


さて次でそろそろ大詰めでしょうか。

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