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そうか、サウナがわかる年頃になったのか

久しぶりに家族でサウナに行く。

子供が野球をはじめてから、家族で出かける機会が少なくなった。

それでも温泉などは日曜日の夜にちょっとしたお出かけ気分で行くことがよくあったが、近頃の日々の世話しなさに任せて、そういうことさえできない状態になっていた。

今日は、娘の誕生日を兼ねて遠くに行き、買い物をしてその後温泉に入る。

ショッピングを、それなりに楽しんで、迎えた温泉である。

その温泉は今までにもなんとか入ったことがあった、休憩室が少し変わっていて、娘が大好きな温泉である。
その休憩室は穴倉のように、カプセルホテルのように、小さい個室が無数にあって、そこで寝たり本を読んだりすることができる。

それはともかく、サウナである。

中学2年生の息子と、サウナに行く、息子が、サウナの気持ちよさに目覚めたのである。

なんと、この年齢でサウナの気持ちよさに目覚めるとは、ゆく末恐ろしい。


しかし、がんと体に受けるあの整った感覚、本当に感じているのかはわからないが、少なくとも来たわと言う風な言葉を吐いて、息子は整った。

それはサウナにまつわるドラマ「サ道」や、その他サウナ関連の動画など、僕が意識的に見せていた影響が大きい事は否めないが。

しかし、ここは都会であったため、かなり多くの人が温泉を利用しており、サウナにはサウナ待ちが生じていた。

だから実は、サウナに入っていない。
けれど、温浴と水風呂と沐浴で、整う感覚が得られるのである。

サウナに入らなくとも。

そのポイントは、水風呂とその後の沐浴である。

すなわち、サウナは必要ないのではないかと言う結論に至る。

サウナがなくとも、温泉でしっかりと体を温めて、そこに水風呂に入り、その後ゆっくりと沐浴すれば整うことができる。

サウナに入れないほど、混雑している時に、お試しください。

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