![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148745295/rectangle_large_type_2_4bb12a4a9c637fef5649e4aa67c93ce5.png?width=1200)
帰りの坂道で空を見上げる
少々ハードな仕事を終えて、僕は帰路につく、職場から駐車場へ向かう途中に坂道がある。低い丘を越えると近道だからその坂道を毎日登って下ってしている。
まあまあ急な坂道で、中年の僕が登っていると少々息が上がる。
僕は毎日昼休みに散歩をしているから健脚な方だ。
野外フェスに参加しようものなら、だいたい1日10万歩、歩く。
だから坂道など屁でもない。
と言いつつ、中年は言ってる側から衰えていくもので、息が上がっている。
そんな時、僕は空を見上げる。
大きな木の枝が広がる隙間にある、空を見上げると、大抵、雲がある。
雲は怠慢な動きで空を横切っている。
うん、今日も雲は動き続けている。
それを確認する。
それだけだ。
それだけ、だけど、必要な儀式で、それをしないとなんとなく切り替えができない。
雲がない時もある。
雨の日もある。
必ず空を見上げる。
そこに何かある。
あるいは何もない。
それを確認するのだ。
そんな儀式ってありませんか?