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テントサウナを極めろ
真冬グランピングでテントサウナを体験した。
真冬である。
当然水風呂はシングル、水風呂といってもごく簡単な簡易プールであるが、そこにサウナで火照った体を沈ませる。
屋外である。
この体験が、いつか活きてくるのかもしれない。
いやそんな事は無い、サウナを体験したところで、その体験は何もプラスにはならない。
そうではなく、この整ったと言う感覚を、ぜひ体験する。
テントサウナで整う、極寒の水風呂に入る。
それだけでいいじゃない。
1月に水着で外にいると言う事実、罰ゲームと言っても過言でない感覚で、もしかすると感じる人には感じているのではないか。
フィンランドでは、それが当然として、冬場でもちゃんとサウナを楽しみ、しっかりあったまった後、氷が張っている湖に飛び込む、究極のサウナが存在しているのだから、そこは、もっと自分の可能性を、サウナの可能性を広く持っていった方が良いのかもしれないと僕は思っている。
さて、外でサウナをして何が楽しいのか、語る事はいろいろあるが、それをどう表現するか、なかなか難しい。
一つ言えるとしたら、外気浴の素晴らしさ、寒空の下で風を受けて、ほてった体を冷やしていくと言う工程が、体の変化という意味でとても大きいような気がする。
子供寒空の下で風を受けて、ほてった体を冷やしていくと言う工程が、体の変化という意味でとても大きいような気がする。
子供たちと一緒に、そのテントサウナを体験したわけであるが、子供たちも寒さには参ったようである。
けれど、汗ばんだ体を水に沈め、しっかりと水滴を拭いた後で、風を受けながら休憩すると言う工程で整ったと言う感覚を、もし少しでも、ほんの少しでもできたならば、僕は親の役目を終えたと言ってもいいかもしれない。