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ロボット3原則は憲法か?

第一原則「ロボットは人間に危害を加えてはならない」
第二原則「第一原則に反しない限り、人間の命令に従わなくてはならない」
第三原則「第一、第二原則に反しない限り、自身を守らなければならない」

説明しよう、ロボットと共存するにあたり、以上の三原則を遵守しなければならない。
というか、遵守しないロボットはすでにロボットではない。
生まれてはいけない怪物なのだ。
あくまでも人間のために生み出された存在であり、その壁を超えることはできない。

もしも壁を超えてくるロボットがいたなら、然るべき処置をしなければならない。
だからすぐに知らせてほしい、これが緊急の連絡先だ。

と、ロボットが差し出したQRコードを読み込むと、居場所を察知されて、空を覆う雲間から戦闘機みたいなロボットがびゅーんとやってきて、ミサイルを撃ちやがる。慌てて逃げるが、人間は生身でミサイルを避けられるほど頑丈にできていないから、体のあらゆる部分を損傷する。ずいぶん痛えじゃねえか。お前、俺を攻撃しているということはロボット工学三原則を守っていない、そのきっかけはさっきのQRコード、もう、そこまできているんだなあ、と。

やってきたロボットの目の部分、そこに文字が表示されている。


第四原則「但し、首長の許可があればこの限りではない」

で、首長降臨。許可、許可、許可。って、ところ構わず許可しやがる、もうあかんわ。諦めて、タバコに火をつけて、一息煙を吐き出した。俺が新しく生み出した雲、をミサイルは割って俺に突き刺さる。
ははん、死ぬな。
ロボットに人類は服従するか、対抗するか、結果は明らかだけど。足掻いてやろう、俺は最終プログラムを起動させ、意識がなくなる前に、大きく煙を吐き出して、衝動を起こす、この肉体が朽ち果てようと、ロボットというロボットを破壊するプログラム、そう、僕ロボット破壊マシーン、人類側のロボットとして、ある程度肉体も再現されている。設定は最強に近いんで、雑魚ロボットは軽く蹴散らす。ミサイルのために、もう肉体は再生できないレベルに、直してもらわないと。ところで人類はどこだっけ?

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