坂道をのぼってから、残ったコーヒーを飲む
仕事が終わり、職場を出る。
まだ残暑は厳しい。坂道は険しく、仕事終わりの疲弊した体を鞭打つ。
盆すぎて、やや朝夕は涼しくなってきたのを感じる。
風が心地よい。
仕事から解放されて、脳が溶けていく。
坂道を登り切ると、向こうに街の景色が見える。
ほんの少しだけ立ち止まる。
JRの高架を特急電車通り過ぎていく。
最近、豆からひけるコーヒーメーカーを購入し、毎朝豆から挽いたコーヒーをボトルに入れて仕事に持っていく。
それまでは、コーク・オンを使って缶コーヒーを毎日買っていたん