言葉の発露を抱きしめたい(詩)

(言葉の発露を抱きしめたい)#詩
抱きしめる熱は早鐘につたわる
ゆっくりゆっくり
抱きしめる熱は肌を騒がす
しようがないほど
ゆっくりゆっくり

言葉の持つ多面性は生きものの
善し悪しを
言葉の持つスキは生きものの
侵されるユメをみせる

なにがシたい?
ヤりたいことは?
そんな俗な誘い文句は
〆たい?
破壊したい?
そんな俗な衝動は
この大きな瑠璃色の反射する瞳の
この止まらない雫といっしょに

愛したいのは
苦しみたいのは
分ちたいのは
ただ
ただ
止まらない言葉を吐露するまま
伝えたいのは
吐き出されるのは
ただ
ただ

抱きしめたいものは
いつも
過ごしたいのは
いつも
此処に
何処でもいい
ただ
騒がしてくれたら
生命も懸けるよ

孤独シたいのは
いつでもいいから
今を
今に

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